カンパ呼びかけ終了

9.11原発やめろデモ!!!!!弾圧救援会は、このたび、 みなさまの支援に支えられ、12名を奪還しました。現在は、 無罪の12名を不起訴処分とするように検察庁に求めています。
たくさんの集会や行動その他さまざまな機会を通じて寄せられたカンパ総額は240万円を超えました。本当にありがとうございます。
とりいそぎ、これ以上のカンパ要請は必要ないだろうという判断で、ここにカンパ呼びかけの終了をお知らせいたします。
近日中には、ご支援いただいたみなさまに会計報告させていただきますので、今しばらくお待ちください。

「デモと広場の自由」のための共同声明

「デモと広場の自由」のための共同声明
http://jsfda.wordpress.com/


先日9月11日の新宿脱原発デモでの12名のあまりに不当な逮捕について、東口広場で話した柄谷行人さんを筆頭に大学教員などの人たちが動き始めました。

違法な逮捕への共同抗議声明を発表するとともに、今後も必要とされる救援基金(詳細は未定)の原資にできるようなカンパを呼びかけています。


共同声明記者会見


【日時】2011年9月29日(木)15~16時
【場所】日本外国特派員協会
【スピーカー】柄谷行人、雨宮処凛、鵜飼哲、小熊英二ほか


「デモと広場の自由」のための共同声明


3・11原発事故において、東京電力、経産省、政府は、被害の実情を隠し過小に扱い、近い将来において多数の死者をもたらす恐れのある事態を招きました。これが犯罪的な行為であることは明らかです。さらに、これは日本の憲法に反するものです。《すべて国民(people)は、健康で文化的な最低限度の生活を営む権利を有する》(25条)。しかし、東京電力、経産省、政府はこの事態に対して責任をとるべきなのに、すでに片づいたかのようにふるまっています。

それに抗議し原発の全面的廃炉を要求する声が、国民の中からわき起こっています。そして、その意思がデモとして表現されるのは当然です。デモは「集会と表現の自由」を掲げた憲法21条において保証された民主主義の基本的権利です。そして、全国各地にデモが澎湃(ほうはい)と起こってきたことは、日本の社会の混乱ではなく、成熟度を示すものです。海外のメディアもその点に注目しています。

しかし、実際には、デモは警察によってたえず妨害されています。9月11日に東京・新宿で行われた「9 ・11原発やめろデモ!!!!!」では、12人の参加者が逮捕されました。You Tubeの動画を見れば明らかなように、これは何の根拠もない強引な逮捕です。これまで若者の間に反原発デモを盛り上げてきたグループを狙い打ちすることで、反原発デモ全般を抑え込もうとする意図が透けて見えます。

私たちはこのような不法に抗議し、民衆の意思表示の手段であるデモの権利を擁護します。日本のマスメディアが反原発デモや不当逮捕をきちんと報道しないのは、反原発の意思が存在する事実を消去するのに手を貸すことになります。私たちはマスメディアの報道姿勢に反省を求めます。

2011年9月29日
起草者:柄谷行人、鵜飼哲、小熊英二

速報:9/22、残りの5名が全員釈放されました

9月22日、勾留されていた残りの仲間5名が全員釈放されました。

詳細は追ってご報告いたします。

ご支援・ご協力いただいた皆様、ありがとうございました。

勾留理由開示公判の報告

かねてより告知していたとおり、3人の選任弁護士の協力のもとで20日(火)に勾留理由開示請求公判が東京地裁で開かれました。当日は60人を超える仲間が傍聴に結集し、地裁が用意した425法廷の37席すべてをうめつくすことができました。ただ「記者席」の5席については開廷前・公判中に裁判官に抗議しながらも空席のままだったことを補足しなければなりません。この「記者席」は記者クラブ加盟社の記者でなければ座ることができない特権的なしろもので、すべてのジャーナリストに開放するか、さもなくば廃止すべきものです。前後しますが、入館時にしぶしぶ金属探知機による所持品検査を受け入れているにもかかわらず、法廷付近の通交を厳しく狭めたうえでさらに同じ検査を行う不当な裁判所運営にも救援会は抗議しました。

裁判にまつわる不当な状況については、傍聴者があふれた場合の対応も補足しておく必要があります。当初より裁判官の指揮のもと、今回の勾留理由開示公判では傍聴者の入れ替えが禁圧されようとしました。これに対して各傍聴者が休息で一時退廷するかたちで、法廷外で待機している仲間に傍聴券をわたして交替することで突破し、けっきょく裁判所も交替を事実上認めました。勾留されている仲間の一人が機転をきかせてトイレを要求したことで、事実上の傍聴交替がスムーズに進んだのでした。

肝心の公判では、まず弁護士による求釈明を受けて裁判官が釈明していく一幕からはじまりました。デモの萎縮をねらう過剰警備や曖昧な逮捕状況の確認要求、さらに原発反対の声をあげる社会的妥当性とのかねあいからの警備状況の再確認などを細かく追及する求釈明には「そうだ!」の声がまきおこり、無定見に勾留を認容した裁判官がほとんどなにも考えていなかったありようが暴露されるにつれ、予測されたこととはいえ弾劾の声が激しく飛び交う展開となりました。弁護士の追及により、勾留裁判官が自らの認識のずさんさを一部認めるなど前代未聞の事態とさえなったのです。

勾留されている仲間の意見陳述は各人各様で、それぞれに痛切なものでした。過剰警備と逮捕の違法性の追及からはじまり、逮捕・勾留は運動つぶしが狙いであること、また原発が下請け労働によって支えられてきた犯罪性を鋭くつく真摯な提起が続き、さらに事故かくしを続ける政府とそれに荷担するマスコミといった状況に抗する運動の側にこそ理があるとの「私論」(本人談)も展開されました。原発事故の責任がうやむやにされるこの状況下で「本当に悪い人をつかまえてほしい」との寸言で意志を表明する仲間に拍手が送られれば、逮捕時と身柄確保後にくわえられたリンチの実態を身振りをまじえながらとつとつと語って裁判官に迫る仲間の陳述では、悲鳴ともつかない怒号が法廷を満たしました。いうまでもなくすべての陳述で声援と拍手がわきおこり、分断されていた仲間の通交が確認されていったのでした。

最後に行われた弁護士の意見陳述では、求釈明や被疑者の陳述をふまえたうえで、それぞれ「原発やめろデモ」の逮捕事件が反原発運動の予防弾圧をねらったまぎれもない政治弾圧であることを断言。また裁判官に即座に勾留を解くようにと、まるで諭すかのような口調で、しかし決然と弁護人としての意見が語られました。声援と拍手を送ることで傍聴者もまた勾留裁判官への追及にくわわり、法廷は被疑者・傍聴者・弁護士の連携によって勾留理由を厳しく問いただす裁判となりました。裁判官は当初冷静さを装っていたかのようでしたが、追及をまともに受けたためか法廷警備員に「いいんですか?」とうながされても「退廷!」を連発することもなく、また裁判官による傍聴者弾圧である監置も行わず、閉廷宣言で精一杯かのようでした。その瞬間に傍聴者が立ち上がって口々に「がんばれ」と勾留されている仲間に声をかけたことはいうまでもありません。

閉廷の際に法廷警備員が傍聴者を法廷からむりやり排除する暴挙がありましたが、無事に公判を貫徹することができました。それもひとえに傍聴に参加した支援者や友人たちあってのことです。5人は依然として勾留されたままです(満期22日)。5人の早期釈放を実現するためにも、引き続いてのご注視・ご支援をよろしくお願いいたします。

家宅捜索糾弾

9月16、17日にかけ、勾留されている仲間の居宅に対する家宅捜索が波状的に強行されました。「現行犯」逮捕の証拠は現場にしかありません。たとえデモ参加者による公務執行妨害をでっちあげるにしても、デモ現場でおきた事件で個人宅を捜索する必要性も根拠もまったくありません。救援会はこのような違法性の濃い不当捜索に抗議するとともに、令状を発付した裁判所の対応を強く批判します。各警察署は押収品をいますぐ還付しろ!

9月20日(火)13時00分から「勾留理由開示公判」を行います

9月20日13時00分より、霞ヶ関の東京地裁425号法廷(48席)にて、「9.11 原発やめろ!!!!!デモ」で不当逮捕され、いまだ勾留されている5人の勾留理由開示公判が開かれます。勾留理由開示公判は、5人と弁護士の陳述によって、裁判所に対して今回の不当な勾留の理由を問いただし、一日も早い釈放を勝ち取るための場となります。5人を励ますためにも、多くの方のご参集・傍聴をお願いします。

9/14、さらに1名が釈放されました

9月14日、さらに1名が釈放されました。

残りの5名には10日間の勾留がついてしまいました。

全員が釈放されるまで、ひきつづき、支援とカンパをお願いいたします。

9/13、6名が釈放されました

9月13日、6名が釈放されました。

残りの6名には14日に勾留請求がなされる予定になっています。

全員が釈放されるまで、ひきつづき、支援とカンパをお願いいたします。

「9.11原発やめろデモ!!!!!」弾圧に抗議する

●「9.11原発やめろデモ!!!!!」弾圧に抗議する

2011年9月11日、当初のデモ申請で出発地点となるはずだった新宿アルタ前が、新宿中央公園に強制変更させられ、そこから出発した「原発やめろデモ!!!!!」で12名の仲間が不当逮捕されました。私たち救援会はこの逮捕に強く抗議するとともに今すぐ釈放を求めます。

この日も原発反対を表現するため多彩な人が集まりました。しかしデモコース・出処地点が大幅変更させられる、という異常な出来事に、参加者の戸惑いと怒りが充満していました。デモ出発前から警察の威圧的な過剰警備が始まり、デモ出発5分もしないうちに警視庁第9機動隊がデモ隊列を襲撃し、参加者を暴力的に引きずり出して逮捕を強行してきました。更には不断な介入をつづける機動隊は12名という大量のデモ参加者の仲間を逮捕しました。

逮捕した際、警察は「公務執行妨害」「警察官に暴力をふるった」などとデッチ上げも甚だしいことを理由としています。

デモ中も多くの参加者が警官によって体を押されたり、「早く歩け」と言われ続け、熱射病を防ぐための水分補給・トイレに行くための途中離脱や沿道からの合流を禁じられるなど、人道的にも許しがたい「警備」がなされていました。

そのような憲法で保証される表現の自由、集会の自由、奴隷的扱いの禁止を無視し、前近代的な独裁国家ばりの治安弾圧はゆるしてはなりません。

「原発やめろデモ!!!!!」では5月7日に渋谷署、8月6日に築地署があまりにもひどい不当逮捕弾圧を行いました。この時も無実の罪でした。
5月7日→http://57q.tumblr.com/
8月6日→http://d.hatena.ne.jp/nonukyuen/20110814/1313316008

福島原発事故の大惨事を経た今、原発反対の声を上げるのは当たり前のことです。しかしこのクニの警察は民衆の声を力で無理やり押さえ込み、サウンドデモのような自由な表現をまるで目の敵のようにしています。

救援会は一刻も早くデモに参加した仲間たちを助け出すために全力で動いています。原発に反対し、不当逮捕に心を痛める全ての方にも、ぜひサポートをお願いいたします。

2011年9月13日 9.11原発やめろデモ!!!!!弾圧救援会


●救援カンパをお願いします(→ 終了しました。ありがとうございました。)

弁護士費用をはじめ、救援活動には多額の費用が必要となります。どうかカンパをお願いいたします。

12名という大量逮捕のため、相当な救援費用がかかります。

郵便振替用紙に「9.11原発やめろデモ!!!!!弾圧救援会」とお書きいただき、以下へお振り込みください。

ゆうちょ振替:
口座番号:00140-2-750198
口座名称:ミンナノキュー

他銀行からの振込の場合:
銀行名:ゆうちょ銀行
支店名:〇一九
預金科目:当座
口座番号:0750198
受取人名:ミンナノキユー

メール:911nonukyuen(at)gmail.com

救援カンパをお願いします(→ 終了しました。ありがとうございました。)

●救援カンパをお願いします

弁護士費用をはじめ、救援活動には多額の費用が必要となります。どうかカンパをお願いいたします。

12名という大量逮捕のため、相当な救援費用がかかります。

郵便振替用紙に「9.11原発やめろデモ!!!!!弾圧救援会」とお書きいただき、以下へお振り込みください。

ゆうちょ振替:
口座番号:00140-2-750198
口座名称:ミンナノキュー

他銀行からの振込の場合:
銀行名:ゆうちょ銀行
支店名:〇一九
預金科目:当座
口座番号:0750198
受取人名:ミンナノキユー

メール:911nonukyuen(at)gmail.com

http://www.youtube.com/watch?v=WxVjMMPTMeU

9.11 新宿・原発やめろデモ!!!!! はこんなデモでした。

「皆様方よ 今に見ておれでございますよ」

缶バッジ!

逮捕者救援のPR&カンパ集めのために缶バッジを作りました!


売上は逮捕者の救援費用にあてさせていただきます。見かけたらぜひ手にとってみてください。
今回の救援にかかわらず、各種デモや日頃のアピールにも使えるデザインになっています。

9/19はこちらのデモで販売予定。


デザイン:石黒景太


デザイン:石黒景太


デザイン:石黒景太


デザイン:石黒景太


デザイン:neodadakko


デザイン:neodadakko

57q:

賛同グラフィック!

57q:

賛同グラフィック!

1 2 Next