私見です。
インドネシアのスマトラ島は自然発火による山火事が毎年どこかで
起きる事で有名です。
インドネシア・スマトラ島で発生している大規模な火災は、隣国シン
ガポールの上空までを厚く覆っています。
人口530万人が暮らすシンガポールの政府はインドネシア政府に対し、
消火活動の強化を要請しています。
今回の火災で、シンガポールでは大気汚染がここ16年で最悪のレベル
に達しました。
大気汚染指数は、20日午後1時までに過去最高値の371を記録しました。
同指数は200を超えると「有害」、300で「危険」、400以上は「病人と
高齢者の命にかかわる」とされています。
火災はリアウ(Riau)州の泥炭地を中心に続いていて、アブラヤシ農園が
大半を占める炭素含有量が多い泥炭地では、消火活動が非常に困難です。
シンガポールの煙害のクレームに対しアグン・ラクソノ調整相(公共福祉
担当)は「シンガポールの振る舞いは子供じみている。がたがた大騒ぎ
すべきではない」と苦言を呈しました。
山火事による煙害は「インドネシアが意図したものではなく、自然が
もたらしたものだ」と弁解しましたが、弁明はもう少し謙虚でなければと
思います。
ヒゲでした。