震災後初“MOX燃料”輸送船到着 高浜原発(06/27 11:45)
27日朝、福井県の関西電力・高浜原発にプルサーマル発電に使う「MOX燃料」が到着しました。MOX燃料が国内に輸送されたのは、福島第一原発の事故後、初めてです。
午前7時、高浜原発にフランスで製造されたMOX燃料を積んだ輸送船が到着しました。MOX燃料は、使用済みの核燃料から取り出したプルトニウムとウランを混ぜたもので、プルサーマル発電に使われます。核燃料を有効活用する手段として期待される一方、技術的に問題があり、危険だとして27日も反対活動が行われました。関西電力は来月、原発の新規制基準が施行されるのに合わせて、高浜原発3、4号機の再稼働を国に申請する予定です。