NHK福井県のニュース　福井放送局

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プルサーマル反対派が抗議集会

一方、高浜原発の対岸では、プルサーマルに反対する団体のメンバーらが集まり「ＭＯＸ燃料の使用は危険だ」などとして中止を訴えました。
高浜原発から２ｋｍほど離れた対岸には、プルサーマルに反対する団体のメンバーらが、午前５時前から集まりました。
午前６時半ごろ輸送船が姿を見せるとメンバーらは「プルサーマル中止」などと書かれたのぼり旗や横断幕を掲げ「ＭＯＸ燃料を許さない」などとシュプレヒコールをあげていました。
輸送船が到着したあと、集まった団体はその場で抗議集会を開きました。
団体の代表らは「ＭＯＸ燃料の使用は危険な行為で、絶対許すべきではない」などと訴えました。
集会のあと、メンバーはバスで、高浜原発へ移動しました。そして警察が厳重な警備体制を敷く中、複数の団体が高浜原発の吉田光宏所長室課長に対し、プルサーマルの中止を求める申し入れ書などを手渡しました。
申し入れに対し関西電力は、「社内の関係部署に伝えて対応したい」と話していました。
抗議活動に参加した団体のメンバーの１人は、「核燃料サイクルの計画が固まっていない中で、経済を優先して、プルサーマルを行うのは、おかしい。もっと地元の住民や近隣の住民の声を聞いて欲しい」と話していました。

06月27日　12時22分

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