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「狡猾でけちで拝金主義」中国系住民を揶揄した週刊誌を提訴―フランス

配信日時:2012年12月11日 19時4分
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11日、仏AFP通信の報道によると、同国の反人種差別団体・SOSラシスムが「在仏華人を侮辱した」として週刊誌ル・ポワンを提訴した。写真は中国人ビジネスマン。
2012年12月11日、仏AFP通信の報道によると、同国の反人種差別団体・SOSラシスムが「在仏華人を侮辱した」として週刊誌ル・ポワンを提訴した。

ル・ポワンは今年8月23日号の「在仏華人の狡猾な成功」と題した記事で、同国に在住する中国系住民を「狡猾でけちで拝金主義のワーカホリック」と表現した。具体的には、中国人ビジネスマンの5大特徴として、毎週80時間以上働き、仕事場で寝起きし、従業員への賃金を踏み倒すなどと綴った。また女性に関しては売春婦と描写した。

フランス華人青年協会(AJCF)の広報は、「記事は侮辱に満ちている」と怒りを隠さない。SOSラシスムは「ユーモアや冗談を口実とした人種差別には節度というものがある」と主張。この案件に関する公聴会は、翌1月24日に開かれる。(翻訳・編集/愛玉)
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