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海外在住中国人のイメージ、伊、西、仏、英などで悪い=内輪もめ多く―華僑弁公室

配信日時:2009年12月16日 11時53分
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14日、中国国務院華僑事務弁公室(国僑弁)は、海外在住中国人のイメージが一部の人間の違法行為によって著しく損なわれていると報じた。写真は07年、シンガポールのチャイナタウン。春節(旧正月)の準備が行われている。
2009年12月14日、中国国務院華僑事務弁公室(国僑弁)は、海外在住中国人のイメージが一部の人間の違法行為によって著しく損なわれていると報じた。中国新聞網が伝えた。

国僑弁は「海外在住華僑の文明イメージに関する調査研究」と題した報告書で、海外在住中国人に存在する問題点として、▽内輪もめが多く、現地でマイナスイメージを形成している▽現地社会に溶け込まず、少数の人間による違法行為が海外在住中国人のイメージ全体を損ねていることを挙げた。

報告によれば、海外在住の中国人は血の滲むような努力で徐々に現地での生活を安定させ、事業に成功した者も多い。各人の素養や法的概念も高まり、現地社会への還元を行うことにより、現地市民の間でも「中国人は我慢強く堅実、聡明」というプラスイメージが形成されつつある。

ところが、一部の国や地域ではこうしたイメージが損なわれる危機に直面している。特にイタリア、スペイン、フランス、英国、南アフリカなどで中国人に対するマイナスイメージが強い。中国外交部は7月に中国人のイメージアップを図るための宣伝活動を強化するなどしているが、同部領事司の魏葦(ウェイ・ウェイ)司長は「いざこざの多くは中国人自身の問題が引き起こしたこと」と指摘している。(翻訳・編集/NN)
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