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中国大気汚染、日本の空は大丈夫? 識者から懸念の声も

写真:かすみがかかったような福岡市上空。2日も午後から大気汚染物質の濃度が上昇した=2日午後2時33分、福岡市中央区、朝日新聞社ヘリから、森下東樹撮影拡大かすみがかかったような福岡市上空。2日も午後から大気汚染物質の濃度が上昇した=2日午後2時33分、福岡市中央区、朝日新聞社ヘリから、森下東樹撮影

図:中国の大気汚染の予測図拡大中国の大気汚染の予測図

 中国の大気汚染の影響が海を越え、日本にも及んでいる。環境省は「直ちに健康に影響はない」というが、識者からは懸念の声も上がる。自衛策に乗り出す動きも出始めた。

 先月からの深刻な大気汚染で、北京市では29日に一時、汚染物質が日本の基準の10倍以上の1立方メートル当たり500マイクログラム(マイクロは100万分の1)を記録。青空が消えた中国各地の模様が報道されると、環境省の大気汚染物質広域監視システム「そらまめ君」や、大気汚染微粒子や黄砂の飛来予測サイト「SPRINTARS」にはアクセスが集中した。

 幼稚園児の娘がいる福岡市内の40代女性も、「そらまめ君」や「SPRINTARS」をほぼ毎日チェックする。東京電力福島第一原発の事故後、関東から娘と避難してきたが、「福岡も空気が良くない。私が過敏なだけかもしれないけど、目がゴロゴロする」。大気汚染が心配される日は洗濯物は外に干さないし、娘にはマスクをさせる。「もっとひどくなるようなら、福岡を離れることも考えないといけない」と不安を募らせる。

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