サイドバーにある「そごうグループ国内店・海外店」のパース部分を再編集したものです。
【破たん前】
札幌そごう SAPPORO SOGO
1973年11月2日会社設立。1978年9月1日開店(8号店)。29,728平米。1988年増床。資本金4億円。売上高325億円(98年度)。札幌市中央区。国鉄札幌駅前の再開発事業の一環として、総床面積10万平米、北日本最大級の規模を誇る、札幌ターミナルビル「エスタ」の核テナントとして出店。1階にはバスターミナルを内包し、地下鉄およびJRの札幌駅とも直結。その商圏は札幌だけにとどまらず、小樽、千歳、苫小牧などを含み、広域的な動員力を持っていた。シンボルゾーン「北海道の幻想(伊藤隆道作)」。オープン時のキャッチフレーズは「でっかい、そごう」。
※2000年12月25日閉鎖:現札幌エスタ(ビックカメラ等)
そごう東京店(有楽町そごう) YURAKUCHO SOGO
1957年5月25日開店(3号店)。15,275平米。資本金144億4千万円(本社)。売上高168億円(98年度)。東京都千代田区。首都圏進出の第一号店としてオープン。アメリカ映画「ラスベガスで逢いましょう」のポスターからヒントを得た、ヒット曲の題名にもなった「有楽町で逢いましょう」のキャッチフレーズで知られ、開店日は雨の中を約三十万人の客が押し寄せた。正面入口に、天井から床に向け風を送って外気を遮断する「エア・ドア」を導入したり、昇りと下りのエスカレーターをX字型に設置するなど、目新しい設備も話題となり、若者たちの待ち合わせ場所にもなった。しかし、1991年に東京都庁が新宿に移転。バブルの崩壊と長引く不況のなかで業績が悪化した。1994年より業界初の日曜定休を導入し話題となった。シンボルゾーン「クリスタルシンボル柱」。
※2000年9月24日閉鎖:現ビックカメラ有楽町店
錦糸町そごう KINSHICHO SOGO
1991年会社設立。1997年10月22日開店(42号店)。31,350平米。資本金1億円。売上高149億円(98年度)。東京都墨田区。1995年2月一時出店断念。同9月出店再開。オフィスビル、マンション、ホテル、商業棟からなる錦糸町駅北口「アルカタワーズ錦糸町」にオープン。そごうにとっ
て東京23区2店舗目の出店となった。コア商圏は半径3kmと狭いエリアを設定していた。オープン時のキャッチフレーズは「すみだが生んだ、すみだの百貨店」。
※2000年12月閉鎖:現アルカキット錦糸町(クイーンズ伊勢丹等)
多摩そごう TAMA SOGO
1988年会社設立。1989年10月20日開店(24号店)。34,448平米。資本金4億円。売上高195億円(98年度)。東京都多摩市。将来人口約31万人の新都市を計画していた多摩ニュータウンの中心、多摩センター駅前に立地。八王子そごう・柚木そごう・(橋本そごう)との連携のもとで、西東京地域におけるそごうのイメージアップとエリアネット化を担っていた。シンボルゾーン「バード・サンクチュアリー」。オープン時のキャッチフレーズは「はじめまして、新・山の手社交界」。宮沢りえ主演のTBSドラマ「東京エレベーターガール」の舞台になった。
※2000年7月閉鎖:現三越多摩センター店
八王子そごう HACHIOJI SOGO
1982年会社設立。1983年11月11日開店(14号店)。28,809平米。資本金1億1百万円。売上高427億円(98年度)。東京都八王子市。JR八王子駅ビル「NOW」の核店舗としてオープン。
※存続:現そごう八王子店(その後2012年1月31日閉鎖)
柚木そごう YUGI SOGO
1990年9月28日会社設立。1992年6月開店(33号店)。資本金5千万円。13,150平米。東京都八王子市。多摩ニュータウンの西部地区、京王電鉄
相模原線南大沢駅前に多摩ニュータウン開発センターが建設した商業ビル「ガレリア・ユギ」の核店舗としてオープン。サマセット・モームやカーライルなど多
くの文化人が育まれた丘、ロンドンのチェルシーテラスの生活マインドがストアーコンセプトだった。そごうでは珍しいブラウン系の外壁を採用。オープン時のキャッチフレーズは「上質生活ヶ丘・東京チェルシーテラス」。
※1994年10月閉鎖:現イトーヨーカ堂南大沢店
横浜そごう YOKOHAMA SOGO
1969年会社設立。1985年9月30日開店(17号店)。77,211平米。資本金4億6千万円。売上高1403億円(98年度)。横浜市西区。当時としてはケタ外れの開店資金約590億円を投資した百貨店史上類をみない超弩級の巨艦百貨店。そごうグループの旗艦(フラッグシップストア)として、首都圏レインボー作戦の要として、重責を与えられていた。シンボルゾーン「燦帆」。シンボルモニュメント「太陽(岡本太郎作)」。オープン時のキャッチフレーズは「横浜が生んだ、世界最大級の百貨店」。
※存続:現そごう横浜店
川口そごう KAWAGUCHI SOGO
1983年9月6日会社設立。1991年10月16日開店(30号店)。45,981平米。資本金3千万円。売上高323億円(98年度)。埼玉県川口市。シンボルゾーン「輝林」。オープン時のキャッチフレーズは「世界へ。そごう新世紀、始まる」。
※存続:現そごう川口店
大宮そごう OMIYA SOGO
1981年会社設立。1987年3月27日開店(19号店)。39,157平米。資本金1億1千万円。売上高484億円(98年度)。埼玉県大宮市(当時)。
※存続:現そごう大宮店
千葉そごう CHIBA SOGO
旧店:1966年10月28日会社設立。1967年3月21日開店(4号店)。オープン時のキャッチフレーズは「都心のムードでしゃれたお買い物」「千葉県でいちばん大きく、いちばん美しいデパート誕生!」。
新店:1992年会社設立(新千葉そごう)。1993年4月27日開店(36号店)。61,000平米。資本金1億円。売上高1,007億円(98年度)。千葉市中央区。シンボルゾーン「ゴールドプラザ煌源」。シンボルモニュメント「大空と子供(圓鍔勝三作)」。オープン時のキャッチフレーズは「世界最大級・新しい日本の百貨店」。
※存続:現そごう千葉店
Bee-One
(旧千葉そごう本館)1993年開店。17,000平米。千葉市中央区。専門店ビル。
※閉鎖:現塚本ビル
船橋そごう FUNABASHI SOGO
1978年会社設立。1981年4月2日開店(11号店)。32,580平米。資本金20億円。売上高270億円(98年度)。千葉県船橋市。船橋ヘルスセンター跡地再開発として生まれたSC「ららぽーと」の核店舗。ワンフロア15,000平米、4階建という従来にない広大なフロアと低層階の売場展開は、百貨店の一つのあり方を提案した。1997年9月には新業態専門フロア「ベイ・プラネット」オープン。3、4階すべてを新しい集客装置と位置づけ、フットロッカーやトイザらスなど人気ショップや話題の専門店を導入した。シンボルゾーン「大シャンデリア(伊藤隆道作)」。
※2000年12月閉鎖:現ららぽーとWEST(ベスト電器等)
柏そごう KASHIWA SOGO
1971年6月1日会社設立。1973年10月10日開店(6号店)。35,477平米。資本金1億3千万円。売上高403億円(98年度)。千葉県柏市。シンボルゾーン「光木の林」。オープン時のキャッチフレーズは「みどりのまちにお城のような百貨店」。
※存続:現そごう柏店
茂原そごう MOBARA SOGO
1989年会社設立。1992年3月開店(31号店)。15,060平米。資本金1億円。売上高63億円(98年度)。千葉県茂原市。千葉県完全制覇を目標に、県下5店目の出店。外房地域を代表する都市型百貨店を目指していた。
※2000年2月閉鎖:現茂原サンヴェル
木更津そごう KISARAZU SOGO
1978年10月1日開店(9号店)。19,349平米。資本金2億5千万円。売上高107億円(98年度)。千葉県木更津市。地場百貨店「サカモト」と
提携。1978年サカモトそごう。1988年3月17日新店開店時に木更津そごうに商号変更。オープン時のキャッチフレーズは「木更津が変わる。夢ふくらむ、大きな
そごう」。
※2000年7月閉鎖:現アクア木更津
長野そごう NAGANO SOGO
1983年6月開店(12号店)。11,157平米。資本金8億円。売上高59億円(98年度)。長野県長野市。地場百貨店「丸光」と提携。1983年6月丸光そごう。1987年5月大規模リニューアル時に長野そごうに商号変更。
※2000年7月閉鎖(その後解体):現TOiGO(SBC信越放送新社屋)
豊田そごう TOYOTA SOGO
1986年8月28日会社設立(トヨタ自動車7%)。当初計画1987年春開店予定。1988年10月8日開店(21号店)。40,761平米。資本金1億円。売上高227億円(98年度)。愛知県豊田市。名鉄豊田市駅西口に本格派都市型
百貨店として開店。そごうグループにとって初の東海地区への出店となった。オープン時のキャッチフレーズは「世界の豊田に本格派都市型百貨店」。
※2000年12月25日閉鎖:現松坂屋豊田店
そごう大阪店(心斎橋そごう) SHINSAIBASHI SOGO
1877年5月創業。1937年新築開店(1号店)。31,768平米。資本金144億4千万円(本社)。売上高523億円(98年度)。大阪市南区。シンボルゾーン「光の樹」。シンボルモニュメント「飛躍の像(藤川勇造作)」。エレベータ「漆螺鈿装飾扉(島野三秋作)」。モザイクタイル天井画「天空(鶴丸梅吉作)」。
※2000年12月閉鎖(その後解体):現大丸心斎橋店北館
奈良そごう NARA SOGO
1984年11月21日会社設立。当初計画1986年春開店予定。1989年10月2日開店(23号店)。46,201平米。資本金161億2千万円。売上高346億円(98年度)。奈良県奈良市。店祖「十合伊兵衛」生誕の地に念願の出店。投資額600億円の重装備店舗。オープン直後から駐車場の拡充が課題とされ、1991年頃から立体駐車場併設の別館建設計画が持ち上がった。当初計画1993年9月完成予定。約22,000平米。1993年9月増床計画凍結。完成していれば、本館と合わせ県下最大の約57,000平米の総売場面積となっていた。シンボルゾーン「浮夢殿」。オープン時のキャッチフレーズは「奈良最大の都市型本格百貨店」。
※2000年12月閉鎖:現イトーヨーカ堂奈良店
そごう神戸店(神戸三ノ宮そごう) SANNOMIYA SOGO
1899年6月25日相生町に開店。1901年4月3日元町に移転。1933年10月1日三宮に新築開店(2号店)。48,962平米。資本金144億4千万円(本社)。売上高835億円(98年度)。神戸市葺合区(当時)。1995年1月阪神・淡路大震災により店舗倒壊全館閉店。同4月部分営業。1996年4月28日全館復興開店。
※存続:現そごう神戸店。
そごう神戸店 岡山分店
1975年2月開店。1978年の国鉄札幌駅前再開発に絡み「札幌そごう」を出店する際、大家である国鉄から「ニコイチ案件」として、岡山で国鉄が初めて開業するホテル(旧岡山ターミナルホテル)の1階〜3階を借りるよう条件が付いていた。1994年頃閉店。
※閉鎖:現ホテルグランヴィア岡山
西神そごう SEISHIN SOGO
1990年会社設立。1990年10月10日開店(28号店)。17,881平米。資本金1億円。売上高198億円(98年度)。神戸市西区。神戸の新しい街、西神ニュータウンに出店。ニューファミリーをメインターゲットに地域密着型の郊外百貨店を指向。オープン時のキャッチフレーズは「ハイ・カジュアル主義」。
※存続:現そごう西神店
加古川そごう KAKOGAWA SOGO
1988年会社設立。1989年9月15日開店(22号店)。30,854平米。資本金18億円。売上高205億円(98年度)。兵庫県加古川市。1991年11月、隣接したジャスコ加古川店跡に新館開店(のちアウトレット館)。オープン時のキャッチフレーズは「播州一の本格派都市型百貨店」。
※2000年12月閉鎖:現ヤマトヤシキ加古川店
広島そごう HIROSHIMA SOGO
1972年会社設立。1974年10月10日開店(7号店)。34,702平米。資本金1億円。売上高924億円(98年度)。広島市中区。シンボルゾーン「大シャンデリア」。
広島そごう新館 HIROSHIMA SOGO SHINKAN
1990年会社設立。1994年4月22日開店(40号店)。27,000平米。広島市中区。シンボルモニュメント「大空(圓鍔勝三作)」。
※存続:現そごう広島店
呉そごう KURE SOGO
1987年9月26日会社設立。1990年3月18日開店(27号店)。21,365平米。資本金1億円。売上高181億円(98年度)。広島県呉市。ハイセンスな
都市型百貨店をストアコンセプトとした高級志向。オープン時のキャッチフレーズは「呉ではじめての、都市型本格派百貨店」。
※存続:現そごう呉店(その後2013年1月31日閉鎖)
福山そごう FUKUYAMA SOGO
1988年会社設立。1992年4月開店(32号店)。34,300平米。資本金1億円。売上高243億円(98年度)。広島県福山市。広島県内3番目の店。
中・四国最大規模、福山で初めての都市型百貨店として出店。ファッション・文化・情報の発信基地=ミュージアムとして、21世紀の複合情報拠点とした店づ
くりを目指していた。シンボルモニュメント「豊饒の濯(圓鍔勝三作)」「希望の奏(圓鍔勝三作)」。オープン時のキャッチフレーズは「夢発信。素敵が集うミュージアム」。
※2000年12月閉鎖:現福山ロッツ(マツモトキヨシ等)
コトデンそごう KOTODEN SOGO
1991年会社設立。1997年4月23日開店(41号店)。29,500平米。資本金3億円(コトデン7:3そごう)。売上高222億円(98年度)。
香川県高松市。地場私鉄「琴平電気鉄道」と提携。乗降客が最も多いコトデン瓦町駅ビルに四国最大の本格派都市型百貨店として出店。オープン時のキャッチフレーズは「それは、ニュースな百貨店」。
※2001年1月閉鎖:現高松天満屋
徳島そごう TOKUSHIMA SOGO
1979年会社設立。1983年10月1日開店(13号店)。26,939平米。資本金1億円。売上高379億円(98年度)。徳島県徳島市。本格派都市型百貨店を標榜するとともに、地域密着をより一層高めたワンストップ型百貨店を指向。
※存続:現そごう徳島店
いよてつそごう IYOTETSU SOGO
1969年9月1日会社設立。1971年7月5日開店(5号店)。23,517平米。資本金1億円。売上高507億円(98年度)。愛媛県松山市。地場私
鉄「伊予鉄道」と提携。伊予鉄道「松山市駅」のターミナルデパート。オープン時のキャッチフレーズは「ガラスのお城にあふれるファッション」。
※2000年12月提携解消:いよてつ百貨店→現いよてつ高島屋
小倉そごう KOKURA SOGO
1970年小倉駅前出店用地買収(約3,500平米)。1988年会社設立。1993年10月10日開店(38号店)。43,774平米。資本金1億円。売上高418億円(98年度)。北九州市小倉北区。初期投資など515億円の負債を抱え、毎月億単位の借入金返済に追われた。坪単価で平均24,000円という高額な賃料と、地権者を優遇した売場配置がネックとなった。初期計画には東映と共同で「小倉東映会館(閉鎖解体済)」の場所への出店案もあったといわれる。シンボルモニュメント「花の女神(圓鍔勝三作)」。オープン時のキャッチフレーズは「咲かせたい、暮らしルネッサンス」。
※2000年12月閉鎖:小倉玉屋仮店舗→小倉伊勢丹→現コレット
黒崎そごう KUROSAKI SOGO
1977年10月21日会社設立。1979年10月6日開店(10号店)。26,332平米。資本金7億5千万円。売上高225億円(98年度)。北九州市八幡西区。北九州市の副都心、国鉄黒崎駅前東地区の再開発ビル「メイト黒崎」の核テナントとして開店。黒崎そごうのほか、ジャスコ黒崎店・メイト専門店街・公共施設(消費生活センター等)・文化教室なども配され、そごうとしては初めての入居形態だった。黒崎そごうの開店により、そごうは10店舗(グレー
ターそごう計画)を達成。北海道から九州まで、百貨店業界で初めて日本列島4島すべてに店を出現させることになった。シンボルゾーン「節理の滝(伊藤隆道作)」「光の樹(伊藤隆道作)」。オープン時のキャッチフレーズは「まるで宇宙戦艦」。
※2000年12月閉鎖:現黒崎井筒屋
アマリンそごう(タイ) AMARIN SOGO
1984年12月1日開店(15号店)。そごうグループ海外1号店。12,000平米。SOGO(THAILAND)CO.,LTD.(資本金2500万バーツ:約2億5千万円/アマリンディベロップメント他地場51%・そごう49%)。約12,000平米。首都バンコクのメインストリート、プルンチット通りとラ
ジャダムリ通りの交差する随一の商業地にあるアマリンプラザ1階〜4階に出店。旧アマリンホテル跡地。オープン時のキャッチフレーズは「The
Brighter Side of Your Life」。
※閉鎖:現アマリンプラザ
エラワンそごう(タイ) ERAWAN SOGO
1990年12月4日開店(29号店)。11,201平米。ERAWAN SOGO
CO.,LTD.。ラーチャダームリ通り。新エラワンホテルビル内の核店舗としてオープン。インターナショナル、高感度商品の品揃えで都市型百貨店を目指し、東隣りに位置するアマリンそごうとの差別化を志向していた。
※閉鎖:現エラワンバンコク
香港そごう(香港) HONGKONG SOGO
1983年会社設立。1985年5月31日開店(16号店)。そごうグループ海外2号店。33,000平米。SOGO HONG
KONG
CO.,LTD.(崇光香港百貨有限公司)。香港島の商業の中心地、銅鑼灣(コーズウェイベイ)に最大級の日系百貨店として出店。オープン時のキャッチフレーズは「New
Sensation」。2001年1月現地企業「利福国際集団有限公司(ライフスタイルインターナショナル)」に売却。
※存続:現香港そごう銅鑼灣店(崇光香港百貨)
シンガポールそごう(シンガポール) SINGAPORE SOGO
1986年10月25日開店(18号店)。そごうグループ海外3号店。12,500平米。DBS(シンガポール開発銀行=国営商業銀行)との合弁。SOGO DEPARTMENT STORES
SINGAPORE PTE.
LTD.(資本金1千万シンガポールドル:約11億円/そごう49%・DBS48%他)。官民一体のビッグプロジェクト「ラッフルズシティ」再開発のアンカーテナントとして出店。約40億円投資。
※2000年9月閉鎖:現ラッフルズシティショッピングセンター(ロビンソンズ等)
タンピネスそごう(シンガポール) TAMPINES SOGO
1993年7月31日開店(37号店)。シンガポールそごう2号店。SOGO DEPARTMENT STORES SINGAPORE PTE. LTD.
TAMPINES
STORE。シンガポール東北部タンピネス地区に、シンガポール発展銀行が開発する商業ビルの核店舗として入居。同国初の本格派郊外型ターミナル百貨店。
※1998年9月閉鎖:その後解体→現TAMPINES1(タンピネスワン)
太平洋そごう(台湾) PACIFIC SOGO TAIPEI
1987年11月11日開店(20号店)。そごうグループ海外4号店(台湾1号店)。35,000平米。PACIFIC SOGO DEPARTMENT STORES
CO.,LTD.(太平洋崇光百貨股分有限公司)。台北の中心、忠孝東路に開店。太平洋そごうの開店により、そごうグループは国内16店舗・海外4店舗の20店舗となり、宿願の「ダブルそごう計画(20店舗構想)」を達成。
※存続:現太平洋そごう台北忠孝館(太平洋崇光百貨)
太平洋そごう敦化新館(台湾) PACIFIC SOGO DUN HUA
1994年9月16日開店。
※存続:現太平洋そごう台北敦化館
太平洋そごう中歴店(台湾) PACIFIC SOGO ZHONGLI
1998年9月25日開店(台湾4号店)。28,400平米。人口30万人、台湾北部有数の工業都市「中歴」にオープン。外環道路に面した海華新都心で「新都市型百貨店」を志向。高品質な商品とサービス、文化・情報を提供。※歴は土辺
※存続:現太平洋そごう中歴元化館
太平洋そごう高雄店(台湾) PACIFIC SOGO KAOHSIUNG
1996年9月26日開店(台湾3号店)。24,000平米。台湾第2の商業都市「高雄」の中心地三多三路(サントウサンルウ)に開店。PACIFIC SOGO
DEPARTMENT STORES CO.,LTD. KAOHSIUNG BRANCH(太平洋崇光百貨股分有限公司高雄分公司)。
※存続:現太平洋そごう高雄店
太平洋そごう新竹店(台湾) PACIFIC SOGO HSINCHU
1999年9月25日開店(台湾5号店)。15,800平米。
※存続:現太平洋そごう新竹店
廣三そごう(台湾) KUANG SAN SOGO TAICHUNG
1995年11月11日」開店(台湾2号店)。40,000平米。KUANG SAN SOGO DEPARTMENT STORES CO.,LTD.(廣三崇光百貨股分有限公司)。
※存続:現廣三そごう(廣三崇光百貨)
廣三そごう精誠路店(台湾)
KUANG SAN SOGO TAICHUNG JINGCHENG ROAD
1999年12月6日開店。廣三そごう2号店。22,000平米。台中市のファッショナブルストリート精誠路とメインストリート中港路に面した新しいランドマーク。
※閉鎖:不明
北京荘勝そごう(中国) BEIJING SOGO
1998年6月24日開店(43号店)。そごうグループ海外14号店。84,000平米。北京荘勝(そうしょう)グループに協力し、中国・北京の中心街、宣武区宣武門大街に北京最大級の店舗としてオープン。
※存続:現北京荘勝そごう(北京荘勝崇光百貨商場)
武漢そごう(中国) WUHAN SOGO
2000年12月24日開店。北京荘勝グループによる中国2号店。
※存続:現武漢そごう
ペナンそごう(マレーシア) PENANG SOGO
1989年9月開店(25号店)。1989年12月マレーシアのペナン島にある百貨店・スーパーの持ち株会社「ガマ・ホールディングズ」を約3940万マレー
シアドル(約22億円)で買収。中心部ジョージタウンにあった百貨店を「そごう」として運営。11,077平米。GAMA SUPER MARKET
& DEPARTMENTAL STORE SDN. BHD.。
※閉鎖:現GAMAデパート(提携離脱)
クアラルンプールそごう(マレーシア) KUALA LUMPUR SOGO
1994年1月18日開店(39号店)。そごうグループ海外11号店。57,900平米。マレーシア国営コングロマリット、パルナスとの合弁で誕生した東南アジア最大の百貨店。娯楽施設や多目的ホールも備えた都市型複合コンプレックス。投資額26億円。SOGO PERNAS DEPARTMENT STORE SDN.
BHD.(KOMPLEKS PERNAS SOGO)(そごう70%・パルナス30%)。
※存続:現クアラルンプールそごう(パルナスそごうコンプレックス)
インドネシアそごう(インドネシア) INDONESIA SOGO
1990年3月1日開店(26号店)。そごうグループ海外6号店。16,000平米。P.T.PANEN LESTARI
INTERNUSA(P.T.パネン・レスタリ・インテルヌサ)。ジャカルタの中心、タムリン通りに面したプラザインドネシアの核テナント。地元の大手資本「カジャ・ツンガルグループ」と提携し、技術を援助。
※閉鎖:現プラザインドネシア
インドネシアそごうプラザスナヤン店(インドネシア)
INDONESIA SOGO PLAZA SENAYAN
1999年10月29日開店。インドネシアそごう2号店。22,000平米。
※存続:現インドネシアそごうプラザスナヤン店(プラザスナヤン)
クラパガディンそごう(インドネシア) KELAPA GADING SOGO
1995年1月開店。地場財閥ガジャ・トゥンガルグループ。ジャカルタ北部クラパガディン地区のショッピングモールの核テナントとしてオープン。約11,000平米。
※存続:現インドネシアそごうクラパガディンモール店(クラパガディンモール)
ロンドンそごう(イギリス) LONDON SOGO
1991年会社設立。1992年6月提携先の英国不動産開発業者マウントリー社倒産。1992年7月7日開店(34号店)。2,300平米。
SOGO(LONDON)LTD.
。クライテリオン再開発事業。ロンドンの超一等地ピカデリー・サーカスに出店。リージェント通り・ピカデリー通りなどの高級ショップ街に隣接。シンボルモニュメント「Horse Statue」。オープン時のキャッチフレーズは「新しい伝統の前奏曲(プレリュード)」。
※1999年4月閉鎖:現ヴァージンメガストア
バルセロナそごう(スペイン) BARCELONA SOGO
1992年パーシャルオープン(35号店)。1993年9月25日グランドオープン。7,400平米。SOGO ESPANA
S.A.。米デベロッパーのトラベルステッドグループ(NY)と共同で再開発したパルク・デ・マール地区の商業棟に核店舗として入居。ホテルやオフィス、SCなどで構成される巨大複合施設マリーナ・ヴィレッジ・プロジェクトの中核で、欧州最大の日系百貨店として誕生。当初70億円の投資予定が最終的には
1,000億円を使った。巨大シンボルオブジェ「Flying Fish(フランク・O・ゲーリー作)」
※1996年閉鎖:不明
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【破たん後】
そごう心斎橋本店 SOGO SHINSAIBASHI HONTEN
香港そごう尖沙咀(チムサーチョイ)店
HONG KONG SOGO TSIM SHA TSUI
太平洋そごう台北復興館 PACIFIC SOGO TAIPEI FUXIN
太平洋そごう中歴中央新館 PACIFIC SOGO ZHONGLI
太平洋そごう台北天母館 PACIFIC SOGO TAIPEI TIANMU
インドネシアそごうプラザタンジュンガン店
SOGO PLAZA TUNJUNGAN
インドネシア・スラバヤ。
インドネシアそごうギャラクシーモール店 SOGO GALAXY MALL
インドネシア・スラバヤ。
インドネシアそごうポンドキンダモール店
SOGO PONDOK INDAH MALL
インドネシア・ジャカルタ。
インドネシアそごうサンプラザ店 SOGO SUN PLAZA
インドネシア・メダン。
インドネシアそごうディスカバリーモール店
SOGO DISCOVERY MALL
インドネシア・バリ(クタ)。
インドネシアそごうバリコレクション店 SOGO BALI COLLECTION
インドネシア・バリ(ヌサドゥア)。
インドネシアそごうパリスファンジャワ店 SOGO PARIS VAN JAVA
インドネシア・バンドン。
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そごうグループ開店順リスト(破たん前)
※オープン当時の店名・住所(政令指定都市は市名より)表記
●01号店 そごう大阪店(1877年創業・1937年新築開店)大阪市中央区
●02号店 そごう神戸店(1899年開店・1933年新築開店)
神戸市葺合区(現中央区)
●03号店 そごう東京店(1957年5月25日)東京都千代田区
●04号店 千葉そごう(1967年3月21日)千葉県千葉市(現中央区)
●05号店 いよてつそごう(1971年7月5日)愛媛県松山市
●06号店 柏そごう(1973年10月10日)千葉県柏市
●07号店 広島そごう(1974年10月10日)広島県広島市(現中区)
●08号店 札幌そごう(1978年9月1日)札幌市北区
●09号店 サカモトそごう(1978年10月1日・1988年新築開店)
千葉県木更津市※木更津そごう
●10号店 黒崎そごう(1979年10月6日)北九州市八幡西区
〈グレーターそごう計画達成(10店舗構想)〉
●11号店 船橋そごう(1981年4月2日)千葉県船橋市
●12号店 丸光そごう(1983年6月)長野県長野市※長野そごう
●13号店 徳島そごう(1983年10月1日)徳島県徳島市
●14号店 八王子そごう(1983年11月1日)東京都八王子市
●15号店 タイそごう(1984年12月1日)バンコク(タイ)※アマリンそごう
●16号店 香港そごう(1985年5月31日)香港
●17号店 横浜そごう(1985年9月30日)横浜市西区
●18号店 シンガポールそごう(1986年10月25日)シンガポール
●19号店 大宮そごう(1987年3月27日)埼玉県大宮市(現さいたま市)
●20号店 太平洋そごう(1987年11月11日)台北(台湾)
〈ダブルそごう計画達成(20店舗構想)〉
●21号店 豊田そごう(1988年10月8日)愛知県豊田市
●22号店 加古川そごう(1989年9月15日)兵庫県加古川市
●23号店 奈良そごう(1989年10月2日)奈良県奈良市
●24号店 多摩そごう(1989年10月20日)東京都多摩市
●25号店 ペナンそごう(1989年9月)ペナン(マレーシア)※1
●26号店 インドネシアそごう(1990年3月1日)ジャカルタ(インドネシア)
●27号店 呉そごう(1990年3月18日)広島県呉市
●28号店 西神そごう(1990年10月10日)神戸市西区
●29号店 エラワンそごう(1990年12月4日)バンコク(タイ)
●30号店 川口そごう(1991年10月16日)埼玉県川口市
〈トリプルそごう計画達成(30店舗構想)〉
●31号店 茂原そごう(1992年3月)千葉県茂原市
●32号店 福山そごう(1992年4月)広島県福山市
●33号店 柚木そごう(1992年6月)東京都八王子市
●34号店 ロンドンそごう(1992年7月7日)ロンドン(イギリス)
●35号店 バルセロナそごう(1992年)バルセロナ(スペイン)
●36号店 新千葉そごう(1993年4月27日)千葉市中央区
●37号店 タンピネスそごう(1993年7月31日)シンガポール
●38号店 小倉そごう(1993年10月10日)北九州市小倉北区
●39号店 クアラルンプールそごう(1994年1月18日)
クアラルンプール(マレーシア)
●40号店 広島そごう新館(1994年4月22日)広島市中区
〈クアトロそごう計画達成(40店舗構想)〉※2
●41号店 コトデンそごう(1997年4月23日)香川県高松市
●42号店 錦糸町そごう(1997年10月22日)東京都墨田区
●43号店 北京荘勝そごう(1998年6月24日)北京(中国)
〈ノンカウント店舗〉※3
●==号店 太平洋そごう敦化新館(1994年9月16日)台北(台湾)
●==号店 クラパガディンそごう(1995年1月)ジャカルタ(インドネシア)
●==号店 廣三そごう(1995年11月11日)台中(台湾)
●==号店 太平洋そごう高雄店(1996年9月26日)高雄(台湾)
●==号店 太平洋そごう中歴店(1998年9月25日)中歴(台湾)
●==号店 インドネシアそごうプラザスナヤン店(1999年10月29日)
ジャカルタ(インドネシア)
●==号店 太平洋そごう新竹店(1999年9月25日)新竹(台湾)
●==号店 廣三そごう精誠路店(1999年12月6日)台中(台湾)
●==号店 武漢そごう(2000年12月24日)武漢(中国)
※1 実際は23号店のはずなのだが、買収店舗のため、国内3店(加古川・奈良・多摩)の
同時期オープンのカウントが優先されたと見られる。
※2 クアトロはスペイン後で「4」。会社発表の正式な計画名ではない。水島氏が命名。
※3 トリプルそごう(30店舗構想)達成以降、柚木そごうの閉鎖や、中百舌鳥・阿倍野そごう等の
新規店の出店凍結、海外店の乱立など、店舗のカウントにこだわらなくなって行った。
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