2013年 6月 26日 |
|
|
また大雨 岡山県南部で被害相次ぐ
|
△▼ |
活発な梅雨前線の影響で岡山県南部を中心に強い雨が降りました。各地で土砂崩れが相次ぎ、浅口市では軽トラックが崩れた道路から転落しました。26日午前8時半頃、浅口市金光町の市道で大雨のため崩れた道路を通りがかった軽トラックが約3メートル下ののり面に転落しました。運転していたのは78歳の男性で、自力で脱出し、無事でした。大量の雨水が滝のように流れ込み、道路の崩落は進んでいて午後5時現在、幅20メートル、高さ8メートルにわたって崩れているということです。西日本に停滞する梅雨前線に向かって暖かく湿った空気が流れ込み、岡山県南部を中心に大雨が降りました。降り始めから午後5時までの総雨量は井原市芳井町佐屋で95.5ミリ、岡山市で92.5ミリ、吉備中央町で91.5ミリなどとなっています。各地で被害が相次ぎ、倉敷市中帯江の県道では午前7時頃、地下道が冠水し通行止めになったほか、岡山県内で合わせて48カ所で土砂崩れや道路の冠水などの被害が出ています。現在、雨雲は東へ遠ざかりましたがこれまでに降った雨で地盤が緩んでいる所や増水している河川があります。気象台は引き続き土砂災害や河川の増水に注意を呼びかけています。
|
|
|
トラックが横転炎上 1人死亡
|
▲▼ |
26日午前、善通寺市でプロパンガスを積んだトラックが横転して炎上し、運転席から男性とみられる遺体が見つかりました。26日午前9時半頃善通寺市与北町の県道で「トラックが燃えている」と近所の人から警察と消防に通報がありました。消防が駆け付けたところプロパンガスのボンベを積んだトラックが横転し炎上していて近くに止めてあった別の車2台も燃えていました。消防が消火活動にあたった結果、火は約20分後に消し止められましたがトラックの運転席から男性とみられる遺体が見つかりました。別の車2台には人は乗っておらず、他にケガ人はいませんでした。当時、現場では雨が降っていて警察が事故の詳しい状況や原因を調べるととともに遺体の身元の確認を急いでいます。
|
|
|
岡大病院 国内最年少3歳児に肺移植手術へ
|
▲▼ |
岡山大学病院で来月、国内では最年少となる3歳の男の子に生体肺移植手術が行われることが決まりました。25日に開かれた岡山大学の倫理委員会で承認されました。移植を受けるのは関西地方在住の3歳の男の子で、骨髄移植の合併症で呼吸ができなくなる病気を発症していて母親から肺の一部の提供を受けます。3歳児への肺移植は国内最年少となります。また、通常の生体肺移植では「下葉」という部分が使われますが幼児には大きすぎるため、肺の中で最も小さい「中葉」を移植します。血管や気管支の位置関係が下葉と異なることから技術的に難しく岡大病院によりますと成功すれば世界初ということです。移植手術は来月1日に行われる予定です。
|
|
|
四電株主総会
|
▲▼ |
四国電力の株主総会が高松市で開かれ四電は伊方原発3号機の再稼働について株主に理解を求めました。総会では株主から巨大地震が発生した場合、安全対策はできているのかや原発のコストを再生可能エネルギーにかけてはどうかという意見がだされました。これに対し四電側は安全対策に万全を尽くすとして原発の再稼働に理解を求めました。また原発停止で火力発電の燃料費がかさみ今年3月期の純損益が428億円となったため積立金を全額、取り崩す提案が可決されました。四国電力では来月8日に新しい安全基準ができるのと同時に原発の再稼働を申請することにしています。
|
|
|
里庄町議会が百条委員会を設置
|
▲▽ |
岡山県里庄町の介護老人保健施設を巡る問題です。町が支払っていた委託料に曖昧な点があるとして町議会は全容を解明するため百条委員会を設置しました。百条委員会の設置は26日に閉会した6月定例町議会で賛成多数で可決されました。百条委員会は介護老人保健施設、「里見川荘」の運営にあたっている医療法人に対し町が支払っていた委託料の中で、人件費やその契約に曖昧な点があるとして設置されたもので、委員には議員5人が選ばれました。今後、関係者の出頭や記録の提出などを求め全容解明を進めます。また議会では介護老人保健施設の指定管理者を公募で決める議案が可決されましたが、特別会計予算案が3月議会に続き否決され、混乱が続いています。
|
 |