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【格闘技】

和毅 フィリピンで完全ホームだ 8・1 WBO世バンタム級世界戦

2013年6月27日 紙面から

筋肉美を披露する和毅。既に余分な脂肪なし。減量が大変そうだ=東京都葛飾区の亀田ジムで(竹下陽二撮影)

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 8月1日にフィリピン・セブ島でWBO世界バンタム級王者パウルス・アンブンダ(32)=ナミビア=に挑戦する亀田3兄弟の末弟で、同級5位亀田和毅(21)が26日、東京都内のジムで練習を公開。順調な仕上がりぶりを披露した。

 フィリピン人の世界ランカー相手に熱のこもった4ラウンドのスパーリングを行った和毅は「いい右が決まった。世界もあの右で取る。“神の左”とか“仏の右”がはやってるけど、神も仏も関係ない。必殺の右や」と自信のコメント。寝る前は連日のように対戦相手の映像を見て研究に余念がないが「最近、夢に出てくるようになった。この前は、前半にポイント取られたけど、反撃して8回KOやった」とイメトレもバッチリ。

 周囲も盛り上がっている。ホテル内の試合会場は3000人収容。当日のチケットがまだ発売になっていないのにフィリピンの日系企業などが既に指定席を1000席予約。残りの2000席もあっという間に完売となりそうだ。「プレッシャーもあるけど、それに打ち勝たないと」と和毅。王者はアフリカ人だけに、会場は亀田一色の完全ホームになる可能性も濃厚。王座奪取の舞台は整いつつある。 (竹下陽二)

 

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