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公明 憲法改正は「加憲」妥当6月26日 6時11分
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公明党は、参議院選挙に向けて憲法改正などに関する見解をまとめ、今の憲法に環境権などの新たな理念を加える「加憲」が最も妥当だとしたうえで、憲法改正の手続きを定めた96条の改正については、通常の法律よりも厳格な要件を維持すべきだとしています。
それによりますと、憲法改正は、基本的人権の尊重など憲法の3原則を堅持し、環境権などの新たな理念を加える「加憲」が最も現実的で妥当だとしています。
具体的には、憲法9条について、戦争の放棄を定めた1項と、戦力の不保持を定めた2項を堅持したうえで、自衛隊の存在を明記することなどを慎重に検討していくとしています。
また、憲法改正の手続きを定めた96条については、「改正の内容と共に議論するのがふさわしい」として、ほかの条文より先行して改正することに慎重な姿勢を明確にしたうえで、改正手続きが通常の法律よりも厳格な「硬性憲法」の性格を維持すべきだとしています。
公明党はこうした見解を、27日、参議院選挙の公約として発表することにしています。
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