米週間住宅ローン申請指数は低下、金利急上昇で借り換え需要減退
[ニューヨーク 26日 ロイター] - 米抵当銀行協会(MBA)が26日発表した21日までの週の住宅ローン申請指数(季節調整後、新規購入・借り換えを含む)は前週比3%低下し、629.2となった。 住宅ローン金利が約2年ぶりの水準に急上昇したことを受け、借り換え需要が減退した。新規購入需要は引き続き拡大した。
米連邦準備理事会(FRB)の量的緩和縮小観測を背景とした債券利回りの上昇を受け、30年住宅ローン金利平均(固定、手数料除く)は前週から29ベーシスポイント(bp)上昇の4.46%と、2011年8月以来の高水準となった。
借り換え向けローン申請指数は5.2%低下の3041.4。
一方、新規購入向けローン申請指数は2.1%上昇して214.8となった。
申請全体に占める借り換えの割合は67%と、前週の69%から低下した。
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