英中銀マイルズ氏:資産購入の出口急ぐべきでない、緩やかな実行必要
6月26日(ブルームバーグ):イングランド銀行(英中央銀行)金融政策委員会(MPC)のマイルズ委員は、景気には支援がまだ必要な可能性があり、刺激策の最終的な解除に当局者は過度に意識を集中すべきではないとの考えを明らかにした。
マイルズ委員はロンドンでのスピーチで、「金融政策をより通常に近い設定に戻すことを急ぐべきだとは考えていない」と発言。資産売却による将来の刺激策解除は「非常に緩やかなペース」で行う必要があると語った。
さらに「大規模な資産購入がバブルを引き起こしているという主張の根拠は弱い」と述べ、刺激策解除は、市場が適切に機能する時期に行われると予想されるため、資産購入よりも影響は小さいとの見方を示した。
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更新日時: 2013/06/26 08:08 JSTニュース一覧
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