福島Uが準加盟申請 来季からのJ3参加目指す
日本フットボールリーグ(JFL)加盟の福島ユナイテッドFCを運営するAC福島ユナイテッドは25日、来年発足するJ3への参加を目指し、日本プロサッカーリーグ(Jリーグ)に準加盟を申請した。Jリーグは9月末までに承認するかどうかを決める。
Jリーグが準加盟申請をJ3参加の条件としているため、6月末の申請期限に合わせて提出した。今後は準加盟の審査と並行して、J3ライセンスを取得するため、スタジアムの収容人数や経営面などJ3入会審査を受ける。年内に参加クラブが決定する見通し。
Jリーグによると、J3は10または12チームで発足する予定で、これまで準加盟6チームを含む約20チームが参加に意欲を示している。25日現在、準加盟申請は福島Uを含め全国で4チームあったという。
申請書の提出は東京都文京区のJFAハウスで行われた。AC福島ユナイテッドの鈴木勇人代表が、Jリーグの大河正明理事に申請書を手渡した。
鈴木代表は、準加盟申請はJ3に向けた第一歩とした上で、「申請書には福島の夢と希望が詰まっている。上を目指し頑張りたい」と力を込めた。大河理事は「被災地に元気を与える象徴として活躍してほしい」と語った。
県内チームが準加盟を申請するのは平成19年に福島Uの前身となるFCペラーダ福島が申請して以来。この時は承認されておらず、承認されれば県内で初めてとなる。
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