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会話ができるロボット 宇宙へ6月26日 19時2分
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話しかけられたことばを理解し、さまざまな会話ができるロボットが開発され、国際宇宙ステーションに滞在する宇宙飛行士を相手に、会話の実験が行われることになりました。
このロボットは、宇宙に長期滞在する宇宙飛行士の話し相手になるようにと、東京大学やトヨタ自動車などがおよそ1年かけて開発したものです。
大きさが30センチほどの人形ロボットには、話しかけられたことばを認識し、意味や使い方を学習するソフトが内蔵されています。
会話の中に知らない単語があっても、記憶している単語を基に会話の内容を類推し、幾とおりもの返事をすることができるということです。
26日の記者会見では、「あなたの夢は?」と聞かれたのに対して、「人とロボットが仲よくする社会をつくりたい」などと答えていました。
ロボットは、ことし8月に国際宇宙ステーションに運ばれ、12月からおよそ半年間にわたって長期滞在する若田光一さんを相手に、スムーズに会話ができるかや、会話の最中にうなづくといった動作に支障が出ないかなどの実験を行う予定です。
ロボットを開発した東京大学の高橋智隆特任准教授は「宇宙飛行士もロボットとのおしゃべりを楽しみにしていると聞いています。ロボットの活躍の可能性がさらに広がるとうれしいです」と話していました。
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