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経済
【株主総会ライブ】関西電力(9)完 株主からエール「原子力の推進を」 震災以降最短で終了
2013.6.26 15:36
[株主総会ライブ]
《大阪市などによる株主提案の趣旨説明が終わった後、株主が会社側提案の剰余金処分案についての修正動議を提出。剰余金取り崩し額の減額を求めたが、否決された。再び質疑に移り、老朽化が指摘される火力発電に関する質問も出された》
男性株主「火力発電所からも大量の産業廃棄物が排出されており、津波など災害時には老朽化した施設は危険だ。どう対策を取っているか」
岩根茂樹副社長「当社は高経年化した火力発電所が多い。最新技術を活用し、中長期的に燃料費削減の観点から、最新鋭の火力発電所の導入を進めていく」
《反原発の立場からの株主質問が多い中、原発推進を求める意見もあがった》
男性株主「これまでの話を聞いていると反原発の人ばかり。間違った意見だ。電気は必要なんです。資源のない日本のエネルギーとして、原発は必要だ。積極的に原子力発電を推進してほしい」
森詳介会長「貴重な意見として承ります」
《オール電化に関する質問が出された後、森会長が質疑終了を提案。議案採決に移る。会社側提案の2議案は可決、株主提案の29議案はすべて否決で、総会は午後2時48分に終了した。所要時間4時間48分は東日本大震災のあった平成23年以降で最短。出席者数は昨年を2573人下回る1269人と、震災前の水準(平成22年、1353人)に戻った》
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