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経済
【株主総会ライブ】関西電力(2)過去最悪赤字、料金値上げ、無配など…。悪材料ラッシュで全役員が陳謝
関西電力の定時株主総会が26日午前10時、神戸市中央区のワールド記念ホールで始まった。大飯原子力発電所3、4号機以外の原発再稼働が見通せず、平成25年3月期連結最終赤字は2434億円と過去最悪となり無配を決定。今春からは企業向け、家庭向けともに電気料金の値上げに踏み切るなど、今年も株主からの厳しい意見が予想される関電の株主総会。3年連続の赤字阻止に向けた道筋を示せるかが注目される。
《午前10時に会場内の音楽が消され、森詳介会長ら役員が登壇。株主に向かって一礼し、着席する。議長の森会長が発言する》
森会長「第89回定時株主総会を開催いたします。24年度の収支が厳しく、経営環境が不透明のため、当年度の配当は無配とさせていただきたい。まことに申し訳なく深くおわび申し上げます」
《壇上の全役員が深々と一礼する》
森会長「また昨年の節電に感謝いたします」
《再び一礼。監査役の監査結果に続き、会場内のスクリーンで平成24年度の事業について、大飯3、4号機を再稼働したほか、火力の再稼働や増強、応援融通などで昨年夏、冬を乗り切ったと報告。その後、収支状況および電気料金の値上げについて説明された》
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