［経済］【株主総会ライブ】関西電力（１）原発賛成派「反対なら対案示せ」、反対派「なくせ」と神戸に集結　物々しい雰囲気の総会会場周辺　（2013.6.26 10:08）

　関西電力は２６日、株主総会を神戸・ポートアイランドのワールド記念ホールで開催。大雨にもかかわらず、会場には大勢の株主が続々と来場した。

　会場周辺には、原子力発電所の稼働に反対する市民グループが押し寄せ、ものものしい雰囲気に。警備員が目を光らせる中、「大飯高浜をあきらめて原発なしの経営を！」「なくせ原発！　再稼働反対！」などと書いた垂れ幕を掲げ、株主らにビラを配布し、反原発を訴えた。

「やかましい！」会場外からの女性ヤジに株主が叫ぶ

、神戸市西区の株主の無職女性（５４）は、「原発反対を訴える人たちはまるで対案を出していない。原発なしでやっていけるというのなら、総会で提案してはどうか」と話していた。京都市から来場した４０歳代の株主の女性は「京都は原発がある福井に近く、不安な気持ちで生活している。高浜原発では危険なＭＯＸ燃料が使われると聞き、非常に心配だ」と話した。一方、大阪市在住の５０歳代の株主の男性は「一刻も早く原発を動かし、不安定な電力供給や値上げの問題を解決してほしい」と訴えた。

　関電の株主総会は例年、大阪市内で開かれてきたが、東京電力福島第１原発事故が起きた平成２３年から来場者が急増。梅田芸術劇場で開催された昨年は３８４２人が来場した。今年は、それを上回る来場者を見込み、５千～６千人が収容できるワールド記念ホールを会場に選んだ。

＝続く

（２）深々と一礼、また一礼「ほかの稼働が見通せず…火力も高効率化、エネルギーマネジメント推進」

この日はパナも…７５４２億円赤字で社長「無配当おわび申しあげます…」