トップページ国際ニュース一覧米陸軍 兵士減で12旅団削減へ
ニュース詳細

米陸軍 兵士減で12旅団削減へ
6月26日 8時30分

米陸軍 兵士減で12旅団削減へ
K10055864511_1306261412_1306261422.mp4

アメリカ陸軍は、同時多発テロ事件以降増加した兵士を減らすため、ワシントン州の部隊の一部など合わせて12個の旅団戦闘団を削減する計画を発表し、アフガニスタンでの戦闘作戦の終結が近づくなか、兵力の縮小に動き出しています。

アメリカ陸軍は、2001年の同時多発テロ事件以降に増えた兵力を減らすため、現役の兵士8万人を削減し、テロ事件前の49万人規模に戻す方針を打ち出しています。
これについて、陸軍トップのオディエルノ参謀総長は25日の記者会見で、「陸軍は、第2次世界大戦以降最大と言える組織改革を進めている」と述べ、4年後の2017年夏までに陸軍の戦闘部隊の単位である旅団戦闘団を12個削減し、33にすると発表しました。
削減されるのは、ワシントン州の部隊の一部やヨーロッパを拠点にする2つの旅団など、合わせて12個です。
陸軍は朝鮮半島の有事に対応するため韓国に大規模な部隊を駐留させていますが、日本も含め、こうしたアジア太平洋地域の部隊に影響はないということです。
アメリカは来年末にアフガニスタンでの戦闘作戦を終結させる計画で、同時多発テロ事件以降進めてきた戦争や作戦の終結が近づくなか、兵力の縮小に動き出しています。

[関連ニュース]
k10015586451000.html

[関連ニュース]

  自動検索

このページの先頭へ