昨日、食材の買い出しにでかけたお店でココナッツクリームなるものを見つけました。ココナッツミルクよりも濃厚なものということで、もしかしたらこれでホイップクリームが作れるかも!?といくつか購入しました。
...っで、何度か実験してみて、ホイップクリームが作れることが判明。
↓奥から順に、粉糖とレモン汁を加えたもの、きび砂糖とココナッツミルクパウダーを加えたもの、きび砂糖とココアパウダーを加えたものです。3種類すべてにバニラエッセンスを使用。

見た目はホイップクリームです。味はココナッツ。どうやってもココナッツ。
ココナッツの独特な香りが苦手でない限り、OKな味だと思います。(但し、粉糖とレモン汁を加えたものは私は美味しいと思いませんでした...ココナッツの良い所が全然出てない感じ。何にのせて食べても合わないんだもん。)
まずは材料と作り方の覚書を...
【材料】
ココナッツクリーム200ml
きび砂糖大さじ3(大さじ2でも)
ココナッツミルクパウダー小さじ1くらい
ココア味にする場合はココナッツミルクパウダーの代わりにココアパウダー小さじ1
バニラエッセンス適量(また投稿時に書き忘れた...orz)
【作り方】
(1)ココナッツクリームをコーヒーフィルタ等を使って一晩くらい水切りしておく。
(水切りしなくてもできると思いますが、しておいたほうがホイップしやすいと
思います。一晩水切りして出た水分は60ccくらいだったかな。クリームは
冷蔵庫でしっかり冷やしたものを使ったほうがイイです。)
(2)大き目のボウルに氷水を張り、ひとまわり小さ目のボウルに水切りした
ココナッツクリームときび砂糖とバニラエッセンスを入れ、ボウルを氷水に
当てながら攪拌する。
(3)3分くらい高速でホイップしたところで、角は立たないまでもそこそこ形になっ
てくるので、この辺りでココナッツミルクパウダーを加えてさらにホイップ。ココ
ナッツミルクパウダーを加えてから角が立つまですぐなので攪拌しすぎに注意。
(たぶん。普通の生クリームだと攪拌しすぎちゃうとダメだからたぶん同じかなって...
今度、攪拌しすぎの実験をしてみます。)
(4)ココア味の方は(3)でココナッツミルクパウダーの代わりにココアパウダーを
加えてホイップ。
これだけでできあがりです。
いつもお菓子作りには自家製のバニラエクストラクトを使うんですが、加熱しないものにそのまま使っていいものかどうか迷ったので、今回は(このためにわざわざ買っちゃったんだけど...)バニラエッセンスを使いました。
ココナッツクリームは↓こちらのパッケージのものを使いました。お店で158円くらいだったかな。
動物性脂肪の生クリームだとこの倍以上するから、ココナッツホイップは安くてイイかも。

今回作った3種類のうち、一番最初に作った粉糖とレモン汁を加えたものはクリームがダレやすくてダメでした。そのあたり、実験した写真があるので続きに載せてみます。
できたてのホイップの状態。左からココアパウダー入り、きび砂糖とココナッツミルクパウダー入り、粉糖とレモン汁入りです。このときから既に粉糖とレモン汁入りのは柔らかめ。嫌な予感のクリームです...

これを常温で放置すること1時間。

1時間常温に放置して一番クリームの形が崩れなかったのが、きび砂糖とココナッツミルクパウダー入りのもの。次にココアパウダー入り、最も崩れたのがレモン汁入り。嫌な予感的中...(否、それ以前にレモン汁入りは味が...)というわけで、レモン汁入りはボツです。
粉糖とレモン汁という発想、よく焼き菓子に使っていたグラスロワイヤルから思いついたんですが、ダメですねぇ...へへ。
この程度の回数の実験ではまだわかりませんが、(ホイップしたときの状態を安定させるのにイイかなと思って加えた)ココアパウダーやココナッツミルクパウダーを使わなくてもある程度イケるのかもしれません。ただ、おそらく常温に置いたらすごくダレてくる。冷凍もしくは冷蔵でガッツリ冷やし続けられれば粉類はいらないかもしれません。
↓ココナッツクリームの水切りをして出た水分ですが、(当たり前のことながら)ココナッツウォーターの味でした。南国のものだから摂り過ぎると体冷やしちゃうと思いますが、ミネラル豊富らしいので飲んじゃいました。