大相撲名古屋場所(7月7日初日、愛知県体育館)の新番付が24日、発表された。いつになく話題が豊富な今場所で、最大の注目は大関稀勢の里(26=鳴戸)の綱取りだ。横綱白鵬(28=宮城野)との直接対決が成否のカギを握る一方で、これまで「難攻不落」といわれてきた最強横綱の攻略法とは。
綱取りに挑む稀勢の里は愛知・長久手の鳴戸部屋宿舎で会見し「一日一日が勝負になってくる。もう中途半端なことはできない」と意気込みを口にした。夏場所は14日目に白鵬との全勝対決に敗れてV逸。
「力の差を感じたし、気迫でも負けていた。まだまだ」と地力の違いを痛感させられた。ただ、実力で劣るからといって、横綱になれないわけではない。
それは横綱日馬富士(29=伊勢ヶ浜)の例を見れば明らかだ。しかも、北の湖理事長(60=元横綱)は今回の綱取りの条件を「13勝以上での優勝」と明言。「2場所連続優勝」の基準を“緩和”してまで、和製横綱の誕生を後押ししている。とはいえ、白鵬は2場所連続で全勝優勝しているだけに、直接対決が綱取りの成否のカギを握ることに変わりはない。
しかも、稀勢の里は白鵬に7連敗中。牙城を崩す手立てはあるのか?
日本出身で最後の優勝力士の玉ノ井親方(36=元大関栃東)は、一つの攻略法を指摘。「(夏場所は)いい相撲だったけど、最後は足がついていかなかった。稀勢の里が白鵬に勝つためには、組むよりも離れて相撲を取ったほうがいい。今まで勝ってきた相撲は、そういう形が多かった」
夏場所14日目は稀勢の里が得意の左四つの形に持ち込みながら、白鵬に揺さぶられて最後はすくい投げに屈した。いくら得意の形であっても、組めば横綱が一枚も二枚も上手。ならば、もう一つの武器である突き放す相撲に活路を見いだすべきとの見方だ。実際、2010年九州場所で白鵬の連勝記録を63で止めた一番は、突きやノド輪で主導権を握り、横綱を慌てさせたのが勝因だった。
続く11年初場所、さらに最後に勝った昨年春場所も同様だ。もちろん、この戦術がすべて白星につながったわけではない。相手が嫌がる相撲を取れば、勝つ確率も高まるというわけだが…。綱取りがかかる大一番で、稀勢の里の選択は――。
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