フリーダムズの狂猿・葛西純（３８）が２５日、四方八方に喧嘩を売る大仁田厚（５５）を徹底挑発した。「ノアやら初代タイガーだわ、曙にも、ちょっかいを出して、結局は大仁田は俺から逃げてるんだろ！？」

　葛西はフリーダムズの新木場大会（２７日）で大仁田と８人タッグ戦で激突。しかし、邪道の動きは目まぐるしい。７日のリアルジャパン後楽園大会に乗り込み、試合前の初代虎を急襲。レジェンド７月シリーズ（１２日、大阪・ボディメーカーコロシアム、１４日、福岡・博多スターレーン）で初代虎とのタッグ２連戦を決めた。さらにはノアの後楽園大会（１３日）にも乱入し、有明コロシアム大会（７月７日）で杉浦貴、髙山善廣らとストリートファイト戦に臨むことまで引き寄せた。

　これらの動きに反応したのが葛西だ。大仁田が多方面に敵を作ることで、葛西は自分との直接対決に距離を置いているようにしか見えないというわけだ。

「俺っちは今日でも明日でも、裸足にショートタイツはいて電流爆破やったっていい。怖くないなら、こっちの戦いに専念してみろよ」

　８人タッグ戦の邪道軍メンバーの１人は「Ｘ」のまま。葛西は「Ｘってのは期待外れじゃ困るんだよ。日替わりでセコンドに就いてる佐野直とかじゃ困る。大物用意しろ」とクギを刺した。