暴走王・小川直也（４５）が２４日、藤田和之（４２）率いる藤田軍討伐のために、最強軍結成を呼びかけた。

　ＩＧＦは現在、総帥・アントニオ猪木から最年少の定アキラ（１９）まで全員が選挙の話題一色。参院選と選抜総選挙の違いはあるが、インターネット投票による上位８選手が上位から順に藤田軍か小川軍入りを選ばされる“踏み絵方式”が採用された。７月２０日の「ＧＥＮＯＭＥ２７」（大阪・ボディメーカーコロシアム）で行われる藤田軍ＶＳ小川軍の５対５マッチのメンバーが決まる。

　投票は２４日で締め切られたが、世界７５か国から投票が集まり、順位は後日発表される。この日、東京・新橋のＩＧＦ事務所で会見を行った小川は「（ＡＫＢ４８をマネた）総選挙なんて無策としか思えないが、やるからには質の高い、強いチームを作りたい。来たいやつは来い。来たくないやつは来るな。それだけ」と簡潔に小川軍結成の詔を述べた。

　だが現在、ノミネート選手で小川軍入りを希望している選手は国内外含めてゼロ。自らの人望に揺るぎない自信を持つ小川は「どちらか選ばなきゃ、大阪大会では試合にすら出られない。今はまだ時間があるから、どいつもこいつも余裕こいて生意気言っているだけ。時間が迫ってくれば泣きを入れて小川軍入りを懇願してくるだろう。最後は全員、オレの前で土下座させてやる」とキッパリ。ジャイアンばりに強気にチームを引っ張っていく覚悟を明かした。