タレントのローラ(23)が平成24年度の「国民健康保険料税収納率向上啓発ポスター」に起用されていたことがわかり、あまりのタイミングの悪さに「OK!」とはいかないようで…。
人気者のローラは平成24年(2012年)7月31日から10月31日の前期と、同11月1日から平成25年(2013年)3月31日の後期まで、東京都国民健康保険の徴収広報ポスターの「顔」となり、都内のJR駅などに張られた。「あなたの健康も、みんなに支えられています」などとローラがにっこりと訴えるポスターは効果がありそう。
一方、バングラデシュ国籍の実父、ジュリップ・エイエスエイ・アル容疑者(53)が国民健康保険の海外療養費制度を悪用して不正受給方法を指南したとして詐欺容疑で国際手配された。容疑は08年12月~09年1月、知人の男(45)=詐欺容疑で逮捕=がバングラデシュの病院で診療を受けたとの虚偽の申請書を東京・世田谷区役所に提出し、海外療養費約87万円をだまし取った疑い。
極端な言い方をすると、娘のローラが日本人から保険料を徴収する「顔」となり、バングラデシュ人の父親が悪用するという、あってはならない図式が展開したのだ。
すでに3月いっぱいで契約が切れていたとはいえ、犯罪が事実ならばあまりにもタイミングの悪い軽率な父親の犯行といえそうだ。
ポスターにローラを起用した東京都国民健康保険団体連合会の広報は「(父親の容疑については)コメントできません」と苦虫をかみつぶす。
さらに「すでにローラさんとの契約は切れています。次のポスターに起用する方が決まってますので続けて起用することはありません」と困惑気味に答える。
きょう26日に同ホームページからローラのポスターの画像や同年度の広報活動内容などの記載が削除されたが、「肖像権もありますので…。まあ、そういうこと(父親の詐欺事件)がありましたので悪用されるかもしれませんので削除しました」と説明。
ローラは父親の事件について25日、「父がご迷惑をおかけしてすみませんでした。とてもかなしいです。本当にごめんなさい」などとコメントを発表。
しかし、ローラが「国民健康保険料税収納率向上啓発」の“広報タレント”だったとなると、さらに事態は悪い方向に進む可能性もある。
事務所によると、ローラ本人は事実関係を全く把握しておらず、大きなショックを受けているというが、ローラを見て快く保険料を払った人たちは驚いているに違いない。
ホールで話題沸騰中の「パチスロ北斗の拳 転生の章」。革新的なシステム「あべしステム」を搭載し生まれ変わった新生北斗を、パチスロライター・塾長が解説。今すぐチェ~ック!!