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少子化白書 晩婚・晩産化進む6月25日 10時15分
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政府は、25日の閣議で、1人目の子どもを出産したときの女性の平均年齢が、おととし初めて30歳を超えるなど、「晩婚化」と共に、出産の年齢が高くなる「晩産化」が進んでいると指摘したことしの「少子化社会対策白書」を決定しました。
閣議決定された「少子化社会対策白書」によりますと、日本人の初婚の平均年齢は、おととし平成23年は、▽男性が30.7歳、▽女性が29.0歳で、昭和55年と比較して、▽男性で2.9歳、▽女性で3.8歳、高年齢化が進んでいます。
また、おととし、1人目の子どもを出産したときの女性の平均年齢は、前の年よりも0.2歳上昇して30.1歳となり、初めて30歳を超え、「晩婚化」と共に出産の年齢が高くなる「晩産化」が進んでいます。
一方で、生涯未婚という人の割合は、平成22年には、▽男性が20.14%、▽女性が10.61%で、いずれも過去最高に達し、「未婚化」とともに一生結婚するつもりはないとする「非婚化」も進んでいると指摘しています。
これについて、内閣府は「若い世代は雇用が不安定で、所得が低い傾向にあり、こうした経済的理由から結婚に踏み切れない人が増えているのではないか」と分析しています。
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