<巨人6-4広島(25日)>広島は巨人先発・菅野と同級生の野村と安部が大活躍したが、8回に中継ぎ陣が崩れ、まさかの逆転負け。これで対戦成績は1勝8敗1分けとなった。
2点をリードし勝利目前の8回に悪夢が訪れた。2番手・今村が安打と四球で河内にスイッチしたが、小笠原に手痛い四球を与えて二死満塁の大ピンチ。ここで広島ベンチは守護神・ミコライオを投入したが代打・矢野に同点の適時打を浴びると、続く村田には2点適時二塁打され一気に逆転されてしまった。
7回までは最高の形で試合を進めていた。特に安部の活躍が目立っていた。2番・二塁でスタメン出場すると初回一死から安打で出塁し、エルドレッドの適時打の間に先制のホームを踏んだ。一死二、三塁で回ってきた2回は二ゴロだったものの、巨人・坂本の一塁への悪送球を誘い、2点の追加点を呼び込んだ。
4回の第3打席で左中間への二塁打をマークした安部はさらに6回、バックスクリーン右への今季1号ソロアーチ。野村と菅野の同級生先発投手対決に注目が集まったが、その2人と同い年の安部が負けじと奮起した。
安部と野村には不思議な縁がある。同じ年の安部と野村は誕生日も同じ6月24日。しかも生まれた病院も同じで産声を上げたのもわずか30分違いだったという。
野村が「話をしていたら同じじゃないかとなって親に確認してみたらやっぱりそうだった」といえば、安部は「北九州の病院で僕が6時で野村が6時半だったみたいです。同じ運命なのかな…」。この事実が明らかになり、二人は「一緒に活躍できればいい」と“共闘”を誓い合ってきた。
そんな野村は初回、いきなり一死一、三塁のピンチを背負うが、阿部を併殺打に取って脱出すると2回には3者連続三振を奪うなどエンジン全開。6回には阿部に2点適時打を浴びるものの、粘りの投球で7回2失点。「グランドを出たら仲のいい友達。楽しみです」と菅野との投げ合いを制した。
しかし、リリーフ陣が崩れて逆転負け。せっかくの2人の奮闘も台無しになってしまった。
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