警視庁:平均年齢63歳 高齢者向け売春クラブ摘発
毎日新聞 2013年06月26日 12時16分(最終更新 06月26日 13時35分)
警視庁保安課は26日、平均年齢63歳の高齢者向け売春クラブ「シルク」などを経営する諏訪和子(63)=東京都豊島区高田3=と従業員の雨宮晴男(57)=同=の両容疑者を売春防止法違反(周旋)容疑で逮捕したと発表した。過去に摘発した売春クラブでは平均年齢が最も高いという。
保安課によると、売春していた女性は46〜73歳の計16人。諏訪容疑者は「年配からの需要が多く『超熟女』専門で営業した」と容疑を認めている。最高齢の73歳女性は生活保護を受けながら「アルバイト感覚で働いていた」と話している。
逮捕容疑は6月24日、都内の自営業男性(82)の要請で、台東区のホテルに売春相手として女性(64)を派遣したとしている。
料金は1時間9000円から2時間2万円程度。他の店名も使い2001年以降、計3億2000万円以上を売り上げたとみられる。客の大半は年配だが、若い男性も。客らは「優しくしてくれるので利用した」などと話しているという。【黒田阿紗子】