気象庁:列島、猛暑の夏に…7〜9月予報
毎日新聞 2013年06月25日 20時27分(最終更新 06月25日 20時33分)
気象庁は25日、7〜9月の3カ月予報を発表した。平均気温が平年より高くなる確率は北日本、東日本で50%、西日本で40%としており、広い範囲で猛暑が見込まれる。降水量は沖縄・奄美以外はやや少雨傾向。
気象庁によると、インド洋東部〜太平洋西部の熱帯域で積乱雲の活動が活発になる影響などで、平年以上に太平洋高気圧が北に張り出して日本列島を覆いやすくなるという。
◇各月の予報は次の通り。
<7月>東日本日本海側、北日本では曇りや雨の日が多い。東日本太平洋側、西日本では前半は曇りや雨の日が多く、後半は晴れの日が多い。気温は北・東・西日本が高温傾向、沖縄・奄美がやや高温傾向。梅雨末期の大雨の可能性もある。
<8月>北・東・西日本では太平洋高気圧に覆われて、晴れの日が多い。気温は北・東・西日本が高温傾向、沖縄・奄美は平年並み。
<9月>北・東・西日本では天気は数日の周期で変わる。気温は北・東日本が高温傾向、西日本がやや高温傾向、沖縄・奄美が平年並み。北日本を中心に太平洋高気圧の影響が平年より大きく、残暑が厳しくなる。【飯田和樹】