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【茨城】

全18海水浴場で水質基準クリア 放射性物質検出されず

 県は、県内十八海水浴場の水質調査を実施し、全海水浴場で国が定める水質基準をクリアしたと発表した。

 調査は先月七〜三十一日。水深一〜一・五メートルの海水を採取し、大腸菌の数、化学的酸素要求量(COD)、透明度、腸管出血性大腸菌O157の有無などを調べた。

 判定では、水質が良い順にAAが九カ所、Aが三カ所、海水浴が可能なBは六カ所だった。東日本大震災前はいずれもAAかA判定だったが、津波で土砂が流れ込むなどして水質が悪化した。

 また、今年三回目の放射性物質調査も今月三〜五日に行った。全海水浴場で海水から放射性物質は検出されず、砂浜表面の放射線量率は毎時〇・〇四〜〇・〇七マイクロシーベルトで、いずれも周辺環境と同程度だった。

 震災後、初めて開場する北茨城市の磯原二ツ島海水浴場の放射線量率は同〇・〇五マイクロシーベルトだった。(林容史)

 

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