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養液栽培トマトを収穫 10月末まで出荷、販売

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トマトを収穫する(手前から)大橋組合長、安彦専務、萩原常務
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JA伊達みらい(大橋信夫組合長)と、みらいアグリサービス(社長・安彦慶一同JA専務)は24日、伊達市雪車町の公開農業施設「オープンふぁ〜むハウス」で、養液栽培したミニトマトの収穫式を行った。今後は一般市民に開放し、農業に親しんでもらう。
同施設では、土を使わずに養分を含んだ水で生育管理する養液栽培で、4種類のトマト約千本を育てている。ハウスの面積は2棟で計約6.5アール。トマトは10月末まで収穫でき、市場に出荷するほか、隣接する「みらい百彩館んめ〜べ」で販売する。
収穫式で大橋組合長は「ようやく素晴らしいトマトが出来上がった。子どもにも収穫の喜びを伝承し、食の教育に携わっていきたい」とあいさつ。安彦慶一専務があいさつした後、萩原嘉昭常務も加わり、赤く実ったトマトを収穫した。
同施設は、平日の午前9時から午後3時まで一般市民に公開する。学校や団体の見学、収穫体験は事前申し込みが必要。
また、30日午前9時からトマトの収穫体験会を開く。対象は小学生以下の子どもとその保護者で、定員30組。規定の袋(600グラム程度)に収穫し、料金は1袋につき300円。イベントに合わせて「んめ〜べ」で地元のトマトと、提携JAのトマトを使った加工品を販売する。団体の見学、収穫体験会などの問い合わせは同JA営農振興課(電話024・575・0114)へ。
(2013年6月25日 福島民友トピックス)
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