三菱重工業は25日、ロシアの肥料メーカーの子会社から、肥料の原料となるアンモニアの製造設備を受注したと発表した。双日とトルコの建設会社と共同でEPC(設計、調達、建設)契約を結んだ。受注額は数百億円とみられる。同プラントは1日あたり2200トンのアンモニアを生産する予定で、完成すれば同国最大のアンモニア製造設備となる。
欧州最大の肥料メーカー、フォスアグロの子会社から受注した。モスクワから400キロメートル北方に位置するチェレポヴェツ市に建設する。
三菱重工が基本・詳細設計、アンモニア合成塔や圧縮機などの主要機器の調達、据え付けや試運転のための指導員派遣を担う。建設業務はトルコの建設会社が請け負い、双日が顧客やロシア政府との調整などを担う。ロシアでは20~30年前に建設された肥料プラントが更新時期を迎えており、今後、プラント建設案件が増えるとみられる。
双日、三菱重工業、ロシア、アンモニア、アグロ
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