インド株:10週ぶり安値から反発、割安感が台頭-ITC高い
6月25日(ブルームバーグ):25日のインド株式 相場は上昇。指標のセンセックス30種指数は前日付けた10週間ぶり低水準から反発した。最近の相場下落は行き過ぎとの見方が一部で広がった。
ボンベイ証券取引所(BSE)のセンセックス30種 は前日比88.26ポイント(0.5%)高の18629.15で終了。一時は0.3%下げた。この日の売買高は30日平均を25%上回った。インド最大のたばこメーカー、ITC は6営業日ぶりに上昇。インド石油ガス公社(ONGC )は4.2%の大幅高。
センセックス30種は年初来では4.1%下げている。米金融当局が刺激策を縮小するとの見方でルピーが下げ、海外勢がインド株を売り越したことが背景にある。同指数の株価収益率(PER 、予想収益ベース)は12.7倍と、4月以来の低水準に近い。24日には相対力指数(RSI、14日間ベース)が32となった。30に達すると下げ止まりのシグナルと見なされている。
原題:Indian Stocks Rebound From 10-Week Low; ITC, ONGC LeadAdvance(抜粋)
記事に関する記者への問い合わせ先:ムンバイ Rajhkumar K Shaaw rshaaw@bloomberg.net
記事についてのエディターへの問い合わせ先:Darren Boey dboey@bloomberg.net
更新日時: 2013/06/25 20:35 JSTニュース一覧
注目のセクション