スイスフラン相場の上限設定、引き続き主要な金融政策手段=中銀理事
[ルガノ(スイス) 25日 ロイター] - スイス国立銀行(中央銀行、SNB)のツアブリュック理事は25日、スイスフラン相場の上限設定は依然として主要な政策手段だと述べ、上限がなければ一段の不透明感がフランの対ユーロでの大幅な上昇を招く可能性があるとした。
同理事は、「1.20フラン(の上限)は引き続き必要だ。ユーロ圏で何が起こるか分からないからだ」と述べた。
SNBは先週、スイスフランの上限として設定した1ユーロ=1.20フランの水準を維持すると発表した。
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