５月米新築住宅販売：47.6万戸、08年７月来の水準に回復

　　６月25日（ブルームバーグ）：５月の米新築住宅販売は予想以上に増加、約５年ぶりの水準に回復した。

米商務省が発表した５月の新築一戸建て住宅販売 （季節調整済み、年率換算）は前月比2.1％増の47万6000戸と、景気後退期の2008年７月以来の水準に戻った。ブルームバーグ・ニュースがまとめたエコノミスト予想の中央値は46万戸だった。

ドイチェ・バンク・セキュリティーズの米国担当チーフエコノミスト、ジョー・ラボーニャ氏「住宅市場の回復は良好に続いているが、まだ先は遠い。金利の上昇がその妨げになるとは考えていない」と述べた。

新築住宅販売価格の中央値は前年同月比10.3％上昇し26万3900ドル。前年同月は23万9200ドルだった。

５月は全米４地域のうち３地域で販売が増加。中西部で前月比41％急増したほか、北東部も21％増加した。一方、最大の南部では９％減少した。

新築住宅の在庫は５月末時点で16万1000戸と、前月の15万7000戸から増加した。販売に対する在庫比率は4.1カ月と前月の４カ月から伸びた。

原題：New-Home Sales in U.S. Increased More Than Forecast in May(2)（抜粋）

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更新日時: 2013/06/26 00:40 JST