2013.03.11
※イメージ画像:『STAR』avex trax
昨夏、謎の「気功師夫妻」による洗脳騒動が持ち上がったEvery Little Thingのボーカル・持田香織(34)。数年前に気管支炎を患ってからライブで「声が出ていない」と批判されることが多くなった持田は、知り合いのスタイリストから紹介された気功師の岩本崇志・結城天蓮夫妻に相談。以降、夫妻の教えに傾倒するようになり、ライブ活動や作品にも夫妻の影響が及び、財産まで差し出したと報じられた。
持田は夫妻に傾倒してから、雑誌の写真撮影前に「美容にいいから」と金粉入りの粗塩を腕や足に擦り付けたり、宿泊先のベッドの四隅に盛り塩を置くなどの奇行を見せるようになった。ライブの前にも「(天蓮氏に)東京から“気”を送ってもらう」などと言い出し、周囲のスタッフを困惑させていたといわれる。
持田の心酔は更にエスカレートし、親と同居するために購入した新居を2008年に離れ、夫妻の治療所の出張所が入っているマンションに引っ越し。昔から「ずっと家族と暮らすのが夢」と語っていた持田だが、それをアッサリと処分して気功師夫妻との“同居”を選んだ。家を売却した資金を元手に出張所から徒歩30秒の距離に新居を建設しており、まさに夫妻とは公私ともに一心同体といった状態になっている。
作品にも影響は及んでいる。持田は昨年8月に発売したソロアルバムのクレジットに夫妻の名前を入れており、インタビューで天蓮氏と一緒に歌詞を書いているとも明かしている。ライブのMCでも、いかに夫妻が素晴らしいかをファンに説くようになり、知り合いの芸能人たちに夫妻の治療を強引に勧めて煙たがられたこともあった。
現在も洗脳が解けたとは伝えられていないが、籠城騒ぎまで起きたオセロ・中島知子のような騒動には発展しておらず、持田はELTのライブ活動などを精力的にこなし、ソフトバンクモバイルのCMにも出演している。このウラには、持田のために職を賭して奮闘したマネジャーの存在があったようだ。
「持田の傾倒ぶりに危機感を抱いた所属事務所エイベックスは、何とか気功師夫妻を彼女から遠ざけようとした。いきなり完全に切り離すのは無理でも、せめて芸能活動に支障をきたさないようにしたかったようです。その矢面に立ったのが持田の担当マネジャーでした。マネジャーはできるだけ夫妻と距離を置くようにと持田に諭し、時には顔と顔を突き合わせて彼女を批判することもあった。そのおかげで仕事に大きな影響が出ることは防げたのですが、マネジャーは持田にすっかり嫌われてしまい、彼女の強い要望もあって事務所を辞めることになった」(芸能関係者)
洗脳騒動が表ざたになる前にも、気功師夫妻との関係に反対していたマネジャーがクビになったといわれており、これでマネジャーの解雇は二人目となるようだ。
「マネジャーだけでなく、持田が夫妻に傾倒してからエイベックスを離れた社員は何人もいますよ。持田本人がクビにした社員もいますし、夫妻の言うことしか聞こうとしない彼女を見限って自ら離れた社員もいます」(前同)
歌手として人気も実力もあるからこそ、事務所としてはスタッフを犠牲にしても持田を使い続けているのだろう。しかし、このまま周囲から相次いで人が離れる事態が続けば、事務所側も黙ってはいられなくなる。洗脳騒動の発覚後も何事もなかったかのように活躍しているように見えるELTだが、実は非常に危うい状態なのかもしれない。
(文=佐藤勇馬/Yellow Tear Drops)
<2013年3月14日:追記>
※エイベックスから、以下のコメントを頂戴しましたので追記します。
まずは見出しから。<スタッフを次々にクビに!!>と書いていますが、現状マネジャー及びスタッフはここ数年、変わらずのメンバーであり、本文にもあるようなマネージャーやスタッフをクビにしたり、または、辞めた事実はありません。
確かにこの気功師の先生とは通常の体の整体や気功施術でお世話にはなってはいましたが、常識的範囲のお付き合いです。ですので本文にあるような、財産を差し出したり、または、気を送ってもらったり、他の芸能人に強引に勧めたり、新居で同居するなどのお話は一切ございません。
昨年夏に某週刊誌に洗脳ネタのひとつとして、不本意ですが取り上げられ、各週刊誌には、真摯に正しい状況をお伝えし理解して頂いております。もちろんこちらも誤解を招く言動など招いてしまったことは謹んでお詫び致します。
今後は襟を正しスタッフ一同、一丸となりまして精力的に活動していきたいと思います。
どうか今後とも温かいご支援ご声援賜りますよう宜しくお願い致します。
『Every Best Single+3』
Time goes by……
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