女性やリア充やヤンキーまでもが視聴している人気アニメで作られている二次創作SSが、
萌えライトノベルやギャルゲーのような展開ばかりでゲンナリしてしまう。
原作で主人公と一度も会話したことがない美少女キャラが、なぜか主人公にデレまくっている。
そのキャラは主人公ではなく別のキャラクターと明確なフラグが立っているのに、なぜ…。
原作で「主人公が淡い思慕を抱いていた」と公式ガイドブックにあるキャラクターは、
なぜか主人公に対して片思いをしているツンデレキャラになっている。関係が逆じゃないか…。
原作で主人公よりも他の男性キャラと親しくしている、「色気より食い気」といった感じのキャラも、
なぜかガサツな要素が薄められ、主人公に恋する乙女なキャラになってしまっている。
そして、原作で主人公が好きであることが描かれているキャラクターは、ヤンデレの変態ストーカーと化している。
主人公のパンツを盗んでしゃぶったり、主人公に夜這いをかけようとして気持ち悪がられて倒されたり…。
ヘイト創作と言っていいほどのキャラ崩壊ぶりだ。見ていて悲しくなってしまう。
大勢の女性キャラからあからさまなアプローチを受けながら好意に気付かない鈍感、大事なセリフが聞こえない難聴。
どっかでよく見るキャラクターだ。そう、萌え系ライトノベルの主人公だ…。
女性キャラクターにえげつないセクハラや性犯罪まがいの蛮行を次々と行い、なぜか許される…。
原作との違いで言えばこちらの方が激しい改変だ。
原作の主人公は恋愛に疎そうな部分はあるが、少なくとも不誠実な輩ではない。
性犯罪者への改変は、改変というよりもう別物といっていい。
女性にこっぴどく振られて惨めな思いをする、周囲から池沼扱いを受ける、周囲から一斉に容姿を貶められる…。
そのキャラクターが好きであればひたすら不快な思いをするであろう、酷い扱いだ。
女性キャラクターたちは皆主人公に惚れており、悪質なセクハラを受けても大喜びし、
主人公は好意に無自覚な鈍感系主人公か、女性キャラを肉便器としか捉えていないクズ。
しかしSS作者がそのような世界観を提供し、読者が喜んでいるのも現実としてあるわけだ。
現に主人公ではない男性キャラと女性キャラ(公式で明確なフラグが立っている)のSSが、
相手が主人公ではないからという理由で荒らされたり、罵倒されたりしている。
原作に準拠した面白いSSや、適度な改変を行っている面白いSSもある。
しかし陵辱系エロ同人誌や萌えライトノベルのような発想のSSが跋扈し、そうしたSSから常識が生まれているのも事実。
SSを読んだ人がSSを書き、そのSSを別の人が読んで…という風に、SS内の設定が常識と化していく。
そして「いじめられキャラ」や「メンヘラキチガイ」「変態ヤンデレ」など、キャラを冒涜する設定も常識となってしまう。
なぜ原作のキャラクターを貶めるような創作が人気を集めてしまうのか、不思議であり、悲しい。
彼らはなぜこんなにも主人公賛美・脇キャラヘイト的な創作ばかりしてしまうのだろう。
それを求める心はどこから生まれているのだろう。
「SS」の定義は単に「web上で発表される短い小説」っつーだけで 『キャラクター名「セリフ」 で作られたもの』なんて定義無いぞ。 プロ並みの筆力で書かれた「SS」も探せば沢山ある...
SSはショートストーリー もしくはサイドストーリーの略だから キャラクター名「セリフ」 で物語を作れる じゃねーよ。 キャラクター名「セリフ」 はリプレイからだ。
キャラクター名「セリフ」 はリプレイ小説からだ。いいたければ、リプレイ風小説と呼んでくれ 劇台本じゃねーのかよ
台本は売り物じゃないだろ。
http://anond.hatelabo.jp/20130623093322 http://anond.hatelabo.jp/20130623103634 劇台本じゃねーのかよ 台本は売り物じゃないだろ。 戯曲って言わないかそれ
別にリプレイ(小説)も キャラクター名「セリフ」 に限ったものじゃないから台本SSを「リプレイ風」とか言うのも違うような
こんなもん、「アンクル・トムの部屋」や「南総里見八犬伝」の時代から存在するわ。