'13/6/25
二葉山トンネル16年度に掘削
広島市は24日、地盤沈下の懸念から反対運動が起きている広島高速5号二葉山トンネル(東区中山西―同区二葉の里、約1・8キロ)の掘削工事が2016年度に始まるとの見通しを示した。それまでに広島県と市が出資する事業主体の広島高速道路公社(中区)は用地買収や補償交渉を終える考えだが、住民の反発は根強く難航も予想される。
市議会一般質問の答弁で、向井隆一道路交通局長がスケジュールを説明した。公社は本年度にトンネル設計を終了する予定で、向井局長は「14年度に(作業用道路など)出入り口の造成に着手し、16年度に掘削を始める」と明らかにした。
公社は15年度末までに、ルートにかかる用地の買収を終える計画だ。併せてトンネル直上の土地利用を制限するため、その補償をする「区分地上権」の設定を終える必要がある。向井局長は「丁寧に説明して住民の理解を求め、早期完成を目指す」と述べた。