ちょっと前のスマホで作った「スマホ衛星」、無事軌道上に乗る

 NASA(米航空宇宙局)は2013年4月22日、スマートフォンの部品で作った「スマホ衛星」3機を打ち上げ、軌道に乗せることに成功したと発表しました。

NASA - NASA Successfully Launches Three Smartphone Satellites

 
 この「スマホ衛星」は民生品を利用して安価な衛星を作るNASAのプロジェクトの一環として作成されたもので、「PhoneSat」と呼ばれています。その大きさは、コーヒーカップ程度。


 
 3機の「PhoneSat」のうち、2台はHTCのAndroidスマートフォンNexus Oneが使われており、「アレクサンダー」、「グラハム」という名前が付けられています。また、もう1台はより高性能なサムスンのNexus Sが使われており、「ベル」という名前が付けられています。
 
 世代的には、少し前のスマホでも十分衛星として利用可能なんですね。
 
 皆さんが今使っているスマホも、「スマホ衛星」として再利用可能かもしれません。いやはや、すごい世の中になったものです。

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