iPhoneとAndroidの比較
Last update 2013/02/06 19:52
2013年1月に新たにヤフオクでメチャメチャ評判が良かったOptimus it L-05Dを購入。ついにアンドロイド機4台、iPhoneが2台(iPhone4とiPhone5)、タブレットが2台(Nexus
7とiPad Retina)。
合計8台のスマホ、タブレットをいじってきて判明した、iPhoneとAndroidの比較を紹介したいと思います。
| 私が所有しているスマホ・タブレット | |
|---|---|
| アンドロイド スマートフォン |
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| iPhone |
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| アンドロイド タブレット |
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| iPad |
|
※■色はメインで使用している機種。■色はたまに使う機種。■色は殆ど使っていない機種。
※文字が太いほどより使用頻度が高い
あ、それからそんなにたくさん持っていて、毎月いくらかかってるの!?と思われるかもしれませんが、実は月々7,500~8,000円ぐらいしかかかっていません。2台持ちで料金を1万円以下(出来れば5000円程度)に抑える方法も、別のページで紹介したいと思います。
iPhoneとアンドロイド どう違う?
DoCoMo、もしくはAndroidしか触れたことがない人は、ぜひ、iPhoneに触ってあのサクサク感を体感してみてください。(出来れば1日使い続けてみてください)
iPhoneしか触ったことがない人は、防水やおサイフケータイがついてたら?という安心感を考えて買い替えを考慮してみてください。
↑Androidの不満(?)の1つが、スクロールが早すぎる、そして行きすぎてしまうこと!
iPhoneのスクロールはすぐに止まってしまうのですが、それが絶妙な使い心地になっているんです。
ぜひ、大型店で体感してください。
iPhoneとアンドロイドの違いは、プレステとWiiの違いのようなものです。
ドラクエやFF、スーパーマリオのような大作は、プレステかWiiの片方しか発売されていませんが、たいていのゲームはプレステにもWiiにも発売されています。
同じようにFacetimeやiBooks、メッセージのようなApple社が開発した超ビッグなアプリは、iPhoneにしかありませんが、どちらでも移植されているアプリも多いです。
2012年夏モデルのOptimus itを購入してわかったのですが、徐々にAndroidもiPhoneに追いつきつつあるような気がしました。
また、いくつかAndroidの問題点も、未だに抱えているので、それらを含め違いを紹介したいと思います。
目的別 比較
- 音楽を聞きたい → iPhone
- パソコンの音楽を転送したり、曲を購入するのが簡単
アンドロイドでも初めから音楽プレーヤーが搭載されていますが、使い方や転送する方法がメーカーによってバラバラ。
基本は、USBメモリのように音楽ファイルをドラッグ&ドロップでコピーするのがアンドロイド。
iPhoneは、パソコンにUSBケーブルを繋げれば、iTunes経由で自動で転送されます。
ちなみにiTunesで取り込んだ曲、作成したプレイリストはアンドロイドでも聴くことができます。
- パソコンの音楽を転送したり、曲を購入するのが簡単
- ゲーム(有料を含む)を楽しみたい → iPhone
- モバゲーなどは、あまり変わりませんが、ゲームのアプリがiPhoneのほうが豊富
ただし、バイオハザード4もアンドロイドに移植され、有名タイトルや大作が徐々にアンドロイドでも増えつつあるようです。
- モバゲーなどは、あまり変わりませんが、ゲームのアプリがiPhoneのほうが豊富
- 自炊したPDFを読みたい → 7インチ以上のタブレット
- iPhoneかアンドロイドかというより、自炊した書籍は圧倒的に7インチが読みやすい
PDFもWi-Fiで同期させられるアンドロイドのほうが若干転送が有利かもしれません。
- iPhoneかアンドロイドかというより、自炊した書籍は圧倒的に7インチが読みやすい
- パソコンとの連携を重視したい → アンドロイド
- 会社・自宅のパソコンと連携させるにはアンドロイド
FolderSyncやWebDAVに対応したマニアックなアプリがアンドロイドには多く、コアなユーザーは本領を発揮できるかと思います。
- 会社・自宅のパソコンと連携させるにはアンドロイド
- 友達とメールでやり取りが多い → iPhone
- MMS・SMSが1つのアプリで使えるiPhoneのほうが使いやすい
ただ、最近はLINEというアプリで、チャット、写メ送信、音声通話、つぶやくなどができるので、あまり差がなくなってきたかも。
ちなみにドコモでは、携帯メールをspモードメールというアプリで送受信するんですけれど、すごい使いづらいです!
- MMS・SMSが1つのアプリで使えるiPhoneのほうが使いやすい
- デコメを使いたい → アンドロイド
- iPhoneでもデコメは使えますが、標準のアプリだと崩れる
日本独自仕様(?)のデコメは、日本メーカーのアンドロイドのほうが、はじめから扱えます。
- iPhoneでもデコメは使えますが、標準のアプリだと崩れる
- 地デジを見たい → アンドロイド(の一部の機種)
- iPhoneは地デジ未対応
iPhoneは別途周辺機器を繋げれば見ることができますが、そのために持ち歩くのは意外と面倒。
初めからワンセグチューナーが搭載されているアンドロイド機の方が断然有利。
- iPhoneは地デジ未対応
- おサイフケータイは必要 → アンドロイド(の一部の機種)
- iPhoneはおさいふは未対応
おサイフケータイは、一度使うと手放せないぐらい便利ですよね。でも、日本独自仕様のおサイフケータイは、iPhoneでは搭載されないでしょう・・・。
最新のアンドロイド機は、たいていおサイフケータイに対応しています。
- iPhoneはおさいふは未対応
- 機械・パソコンは苦手 → iPhone
- ユーザー数が多く、アプリがシンプルなので設定にまごつかない
シンプルな操作ができるiPhoneは、初心者向き。また、圧倒的なユーザー数と古い機種との互換性の高さもあり、何かわからないことがあってもネットで検索すれば、すぐに答えがヒットする可能性が大。
- ユーザー数が多く、アプリがシンプルなので設定にまごつかない
参考意見として、私の周りの人間でiPhoneを持っている人が、iPhoneの不満を言っているのは聞いたことはありませんが、アンドロイドを持っている人はほぼ確実に「○○ができなくなった!」みたいなことを私によく相談してきます。(バッテリーや容量に関する相談が多いですね)
私の周りはiPhoneユーザーの方がずっと多いですけれど、iPhoneでそういった相談はまずなかったので初心者には圧倒的にiPhoneがむいているのかな。とは思います。(先日も知人のドコモのGALAXYのメンテナンスを頼まれた)
ちなみに私のようなかなりコアなユーザーは、iPhoneで出来ないことをアンドロイドで補うように使っているので、iPhoneにするかアンドロイドにするか、と言うよりは両方所有して、状況に応じて使い分けて使っています。
Androidの問題点
スクロール
iPhone5を購入した時、次に買い換える場合はアイドロイドにするか、かなり迷いました。
ただ、その当時使っていたGALAXY SIIの不満が、スクロールの使いにくさだったので、次もiPhoneにしようと思いました。
その後、Nexus 7やOptimus itのような最新のアンドロイドを購入してみて、スクロールはだいぶ改善されているようなので、使い勝手はかなりiPhoneに近づいてきていると思います。
バッテリーについて
私が持っている4台のアンドロイドも、そして私の周りのアンドロイドを持っている人もほぼみんな同じ現象に見舞われているんですけれど、アンドロイドはバッテリーが十分残っているのに急に0になることがあるんです。
先日も、私の知り合いが「あれ?電源が入らない」というので確認したところ、バッテリーが0になっていました。
- アンドロイドでバッテリーが急に0になる症状
- アンドロイドでバッテリーが急激に減る現象
私が持っているAndroid3機も、バッテリーがまだ20~40%ぐらい残っていたのに、急に0になる症状が。そして購入したばかりの7インチタブレットNexus 7も、最近急にバッテリーが0になって電源が入らないことが多く・・・。
実はiPhoneも、マレにバッテリーが0になる現象があるのですが、Androidのほうが頻繁に起こるような気がします。
漢字の曲のひらがなが認識されない
iPhoneではパソコンのiTunesで曲にフリガナをつけると、iPhoneやiPodに転送した時に、ちゃんとあいうえお順に表示されます。
曲名だけでなくアーチスト名やアルバム名が漢字でも、フリガナをつければちゃんとあいうえお順に並んでくれるんです。
ところがアンドロイドだと、ひらがなの曲名、アーチスト名、アルバム名だとあいうえお順に並んでくれるんですが、ひらがなをつけた場合でも無視されてしまうんです。アンドロイドには色々な音楽プレーヤーアプリがあるので、色々なアプリで試してみたんですけれど、どうもiTunesでつけたフリガナは無視されてしまうようです。
Androidに出来てiPhoneで出来ないこと
難しいことはわからない!なんて人のために、ここだけ読めばわかる!AndroidにできてiPhoneにできないこと。
※注意:すべてのアンドロイド機種が出来るわけではありません
- おさいふ・赤外線・ワンセグといった日本独自の機能はiPhoneにはありません。
今後も搭載しないと思われます。実際にはAndroidもこの3つを搭載しているのは少ないんですけれどね! - 防水
デザインが最優先されるAppleの製品で防水機能は今後もないと思われます。 - 日本語変換機能を変更できる!
iPhoneはAppleが用意したちょっと頭の悪い日本語変換機能を使うしかありません。AndroidはATOKやgoogle日本語変換、そしてがっつり使いやすいSONYのPOBoxなど好きなアプリに変更できます。
手書き入力に対応したものもあります。
参照:Androidの手書き入力がすごい! - ウィジェットが使えない。
iPhoneではウィジェットと呼ばれる画面の1部を使用した小さなアプリが使えません。天気予報とか株価、Wi-Fiをオフにしたり・・・Androidはわざわざアプリを立ち上げなくても出来ることが沢山あります。 - 戻る・メニューボタンがある!
意外と便利。戻るボタンとメニューボタン。これになれると、ないと不便・・・。
(最新のアンドロイドはメニューボタンがないものもあります) - MicroSDカードが使えない。
iPhoneは今までも、そしてこれからもMicroSDカードには対応しないでしょう。 - エクスプローラー風のアプリでファイル・フォルダにアクセス可能。
Windowsのようにエクスプローラー風の表示でスマホに保存されたファイルに自由にアクセス可能です。(これが一番アンドロイドのメリットの気もします)
iPhoneに出来てAndroidに出来ないこと
今度は逆にアンドロイドではできないけれどiPhoneで出来ることをざっと紹介。
- 素晴らしいゲームはiPhoneのみ。
モバゲーなどブラウザで出来るゲームは、どちらでも出来るのですが、アプリとして提供されているゲームは、まだまだ面白いゲームはiPhoneにしかありません。バイオハザード4や源平対戦絵巻など、ゲーム嫌いの私でもハマったゲームはiPhoneだけ!
(最近はだいぶアンドロイドにも移植されるようになりました) - サクサク、バッテリー長持ち。いくつかアンドロイド機に触れましたが、iPhoneに比べていまいちなんだよなぁ・・・。
(最新のアンドロイド機は、だいぶサクサクになってきました) - Facetime、iMessageによる無料通話・メール。
iPhone同士だとテレビ電話、メッセージが無料。 - SMS(ショートメール)とMMS(携帯メール)が、1つのアプリで受信
アンドロイドだとSMS(電話番号で送れるショートメール)とMMSは、別々のアプリで受信します。SMSは、iPhoneみたいにチャット風に表示されるアプリなんですが、MMSは、iPhoneのメール風。 - 音楽を聞くならiPhone。
もうこれは圧倒的にiPhone!アンドロイドでも曲の購入は可能ですが、iPhoneに比べかなり難易度は高し。
曲を購入したり、音楽を聞いたり、好きなプレイリストを作成したり。が最初から簡単!Androidは、曲って購入できるの?どうやって転送させるの?から始まります・・・。
まだまだいっぱいありますが、詳しくは以下。
意外とワンセグがないとダメ!と言う人もいるようなので、ワンセグ、おサイフケータイを使う人はアンドロイド。そうでない人であればiPhone。というような選択で構わないと思います。
私の周りは、パソコンも持っていない人でスマホを持っている人が多数いますが、みんな一様に「もう、普通の携帯(スマホじゃない携帯のこと)には戻れないね」とは言っているので、iPhoneかアンドロイドか。よりもスマホか、そうでないか。の方が大事みたいです。
どこで購入する?
iPhoneの優れている点
操作が直感的でわかりやすい
もし、初スマートフォンでiPhoneにしたらいいのかAndroidにしたらいいのか迷っているとしたら、iPhoneをお勧めします。(もちろんドコモユーザーはアンドロイドしか選択しがないのですが・・・)
iPhoneには音量ボタンを除くと、電源を入れる「スリープ解除ボタン」、ホームポジション(基本画面)に戻る「ホームボタン」の2つしかなく、非常に操作がシンプルです。
Androidに触れた時、「あれをしたい場合は、どこのなにをいじればいいのかな?」ということが多々ありました。
それに対してiPhoneは、特に説明書やマニュアルを読まなくても直感的に操作が出来ます。私のような割りと何でも自分で調べちゃうタイプでも、iPhoneのほうが楽でいいと感じました。
アンドロイドしか触れたことがない人は、ぜひとも、タブレットやiPod touchを購入してみてはいかがでしょう。
Androidのマニアックな機能の良さはあるものの、iPhoneの安定性とスムーズな動作は、やっぱり持っていて安心してしまうんです。
性能と値段
使いやすいし、安いし、みんな使っているからiPhoneにしたいけれど、性能がいまいちじゃあなぁ。
なんてことは全くありません!いくつか最新のAndroidに触れましたが、iPhoneのサクサクさは群を抜いている気がします。
私が購入したXperia rayは、iPhone4よりも後発でしたが、サクサク感が今一歩およびません。
ただ、2012年夏以降に発売された機種は、かなり動作が改善されているようで、動作速度がiPhoneに追いつくのも時間の問題かもしれません。
逆にアンドロイドが気になっているiPhoneユーザーは、iPhoneのサクサク感に慣れてしまうとアンドロイドに移れない!と、思っている人も多いかとおもいますが、2012年の夏モデル以降であれば、そう心配する必要はないかも。
私もその一人でしたが、nexus 7のサクサク感で考えが変わりました。(アンドロイドは使っていくと重くなって、一度再起動しないといけないことがままありますね)
価格に関しても、DoCoMoの最新のAndroidは、2年縛りの割引を差し引いても実質2万円以上します。
仮にAndroidスマホの価格が実質2万4000円だとすると、月々の支払は2年間、基本料やパケット代などからさらにプラス1,000円になります。
が、iPhone4S 16GBは、実質0円(2年契約の場合)。
DoCoMoの最新のスマートフォンが、端末代も含めて毎月8,000円かかるのに対し、SoftBankのiPhoneは、最安6,000円弱しかかかりません。
auのiPhoneでも、スマートバリューを適用させると月々の支払は5,400円ほどで済んでしまいます。
安かろう悪かろうではあまりお勧めしませんが、安くて性能はトップクラスであれば、おすすめしないわけにはいきません。
メールが使いやすい
iPhoneはSMS(ショートメール)・MMS(携帯メール)、そしてiMessageの3つのメールを「メッセージ」というチャット風のアプリで使用します。ところがAndroidの場合、SMSとMMSでは違うアプリを。さらにDoCoMo、au、SoftBankでMMS専用のアプリがバラバラなのですごく使いにくい。ドコモはMMSはSPモードメールと言うアプリを使用するんですけれど、これがまた使いにくい!
残念ながらiPhoneもアンドロイドも、携帯メール用のアプリは用意されているものしか使えず(auとSoftBankのi.softbank.jpなどは除く)、iPhoneのメッセージというアプリはLINEと同じようにチャット風の使いやすいアプリなのでいいのですが、アンドロイドの(特にドコモの)SPモードメールも、SMS用のアプリも使いづらい!
ただし、iPhoneのメッセージはデコメが使用できないので、メールをどう使うかでどちらの方を選択したほうがいいか決めるといいかもしれません。詳しくは、iPhoneで使えるメールの違いは? SMS/MMS Eメールを参照。
バッテリー
スマートフォンにおいて、最も問題として指摘される点がバッテリーのもち。
iPhoneもさんざんバッテリーがもたない。など指摘されてきました。
が、Androidのいろいろなレビューを見ていると、iPhoneのバッテリーはスマートフォン全機種から見るとトップクラス。
最近私のiPhoneは、2~3日間充電しないこともしばしば。
逆にXperia ray は、(小型ということもあるのですが)あっという間にバッテリーが底を付きます。出かける前に80%あったバッテリーが、2~3時間買い物している間に40%台に・・・なんてことはザラです。
参照:Androidのバッテリーを長持ちさせるには
iPhoneが届いた時、1日じゅういじり倒していましたが、フル充電にしておけば1日はもちました。
参照:iPhone バッテリーのもちについて
Xperia rayは、1日に2回は充電しないと不安になるぐらいバッテリーの消費は激しいです。
それと、最初にも書きましたがアンドロイドはバッテリーがまだ十分に残っているのに、急に0になる!!
はじめはたまたまかな。と思っていたのですが、3台のアンドロイドがすべてそういう状態になるのと、私の周りのアンドロイドを持っている人も、7人中6人が「あぁ!なるなる!」と言っていたので、正直、これを体験してしまうと、いつなんどき電源が切れているかわからずハラハラしてすごくストレスがたまる!
なんでかなぁ・・・。私の場合、最近はNexus 7が最も使っている機種だったんですけれど、何度かこの現象に見舞われてから使う気がなくなって、今はiPadとiPhoneしか使っていないですね・・・。
中にはiPhone並みにバッテリーが持つ機種もありますが、概してそうした端末は大きさも重さもiPhoneを上回るものが多く、何かを犠牲にしなくてはなりません。
バッテリーがもたないのが不安だ。と悩んでいる方も、iPhoneにしておけば、まあ、大きく失敗することはないでしょう。
2月5日の7時26分の段階で、iPhone5もOptimus itも100%。このままいつも通りに使用して、どちらが長くバッテリーがもつか検証してみます。iPhoneはこの段階で「Wi-Fi:オン」「Bluetooth:オン」。
アンドロイドは最近購入したOptimus itで、この段階では「Wi-Fi:オン」「Bluetooth:オフ」。
このあと、12時頃までどちらも100%状態が続き、徐々に減っていき、2月5日20時の段階でどちらもまだ82%。
バッテリー容量が少ないと言われているOptimusですが、だいぶ検討しています。
翌日の2月6日12時45分の段階で、
iPhoneが47%。Optimusが29%。
どういうわけかOptimusが急激にバッテリーが減ってきた。
実はこの少し前あたりからBluetoothをオンにしました。iPhoneとの差は18%になってしまいました。
その後、約36時間が経過した2月6日19時27分の段階で、iPhoneが32%。Optimusが16%。iPhoneとの差は16%に。
音声通話やブラウジングはほとんどせず、音楽を聞いたりメールのチェック程度であれば、iPhoneもアンドロイドも余裕で1日はもつようですね。
Optimus itのバッテリーの減りを見てみると、こんな感じ。LINEや天気予報、音楽をかけたりしていたので、減りが割りと急。
ただ、24時間経過しても50%程残っているので、割と検討していると思います。
なお、iPhoneも同じ使用状況にするように、Optimusを使用したときはiPhoneもスリープ解除したり、同じ事を動作させたりしています。
なお、Androidのバッテリーを長持ちさせる方法やバッテリーの減り具合の検証は、アンドロイドのバッテリーを長持ちさせるには?で詳しく紹介しています。
iTunesでの一括管理
iPhoneとパソコンとの連携や管理は、すべてiTunesというソフトで管理します。
音楽再生ソフトとしても非常に優れているこのソフトですが、このソフトの代わりになるソフトは存在しません。(パソコンとの連携を便利にする、サブ的なソフトはありますが)
それに対してAndroidは、「これを使いなさい」というソフトが有りません(アンドロイドを発売したメーカーが、独自の似たようなソフトを提供していますが)。
これは逆に「色々なソフトを使える。」「その人にあったソフトを使える。」ということも言えるんですけれど、初心者にはハードルが高いと思います。
iPhoneをもっていなくても音楽プレーヤーとしてメジャーなiTunesをインストールすれば、USBケーブルで繋げれば、特に設定をしなくても音楽がiPhoneに転送されるので、簡単にスマホで音楽を聞きたい。という人には、iPhoneのほうが断然向いています。
アンドロイドでもiTunesで取り込んだ音楽を転送する方法もありますが、ちょっとテクニックが必要です。
参照:iTunesの音楽とAndroidで同期するには
OSのバージョンアップが保証されている
1年に1回、iPhoneのOS、iOSは大幅なバージョンアップが実施されています。
普通の携帯では、新しい技術が付け加えられることはありませんでしたが、スマートフォンではソフトのバージョンアップで新しい技術が追加されていきます。
一応、iPhoneでは初期のiPhoneでも最新のOSにバージョンアップすることができます。
が・・・
Androidは、そのへんのバージョンアップがメーカーによってバラバラ。
最新のAndroidOSはバージョンが4.0ですが、バージョンアップできるかどうかは機種のメーカーに左右されてしまいます。
ちなみに私の購入したXperia rayは、Android4.0にはバージョンアップできません。
OSのバージョンアップが保証されていて、サポートがしっかりしている点でも、iPhoneのほうがお勧めです。
Androidだと、発売しているメーカーが多すぎるのと、開発速度が速すぎるのでここの製品を細かくサポートできないというのが本音なんでしょうけれど。
アプリの数
アプリの数は、2年前はiPhoneのほうがダントツに多かったわけですが、Androidのほうが逆転する日も近いでしょう。
Androidはアプリ制作用のハードルが低く、制限も少ないので、アンドロイドユーザーのほうが多くなった現在、Androidに重点を絞るソフトメーカーも増えてくると思います。
ただ、iPhoneの場合はそれだけウィルスなどの侵入のリスクが少なく、安心して使えるという点では、iPhoneに軍配が上がる気がします。
アプリの数が多くても、人気が高いアプリはどちらにも移植されるでしょうから、トータルのアプリ数が多い、少ないかでは優劣はきめれないでしょう。
Androidが優れている点
さんざんiPhoneを褒めてなんですが、Androidに触れてはじめてわかった、iPhoneにはないめちゃめちゃ便利な点をあげていきます。
基本的に初心者やスマートフォンのような機械にはあまり興味がない人には、iPhoneのほうが断然お勧めです。
が、以下のような人はアンドロイドのほうが向いています。
- 長い文章を打つことが多い
- 機械いじりが好き
- パソコンとの連携が強い方がいい
- iPhoneではできない機能がほしい
- おさいふ・防水・ワンセグは必須だ!
アンドロイドは後発だけあって、iPhoneには搭載されていないいろいろな便利な機能、それもマニアックな物が多いです。
MicroSDカードに対応している機種も多く、私のようなプログラムやサーバー管理、自炊派ユーザーには非常に使いやすいアプリが豊富です。
ただ、ここでは一般的なユーザーの視点から見て、アンドロイドのほうが優れている(もしくは便利)と思われるような機能や特徴をピックアップしてみたいと思います。
ウィジェットが便利
ウィジェットとは、アプリを立ち上げなくても、アプリの機能の一部をホーム画面に表示する機能のこと(パソコンのウィジェットやガジェットとイメージは同じです)です。
iPhoneでは天気予報や株価のチェック、ツイッターやニュースのチェックは、いちいちアプリを立ち上げないと見ることができません。
スマートフォンではパソコンと違い、同時にアプリを起動して画面を2分して・・・なんて使い方はできないので、1つの画面に1つのアプリの起動になります。
が、中にはわざわざ画面全体を使って表示させる必要がないものもあるはずです。
そんな場合、ホーム画面の一部を使ってアプリの画面を表示し続けることができる。そんな機能がウィジェットです。
iPhoneでは逆立ちしても実現できない機能の一つです。
で、このウィジェットがめちゃめちゃ便利。
例えば音楽の再生なんかも、ホーム画面に設置したウィジェットのプレイボタンをタッチするだけでバックグラウンドで再生してくれる。
もちろんウィジェットには曲のアルバムジャケットも表示され、早送りも一時停止もアプリを立ち上げることなく実現できる。
Wi-FiやBluetoothのオンオフも、設定を開かなくてもウィジェットとして設置しておけば、タッチするだけで出来ます。
これに慣れてしまうと、もうAndroidでいいや。ってなっちゃうんですよね・・・。
でも、このウィジェットの配置の仕方、最初は全然わからなくて、同じようにわからないまま使っている人も多いと思います。
日本語入力
↑ アンドロイドは文字入力を色々インストールできる
↑ iPhoneとアンドロイド、漢字変換の違い
私はあんまりiPhoneの日本語入力には不満がないんですけれど、Androidでは漢字変換用のアプリを変更したり、ディスプレイ・キーボードを変更することもできちゃうんです。
これもiPhoneには絶対にない機能ですね。
あと、iPhoneでほしい機能の一つに、カーソルの位置を変更できる矢印(?)ボタン。
Androidではカーソルの位置を変更して、間違った文字だけ消す。なんてこともできちゃうんです。
さらに!手書き入力も選択できちゃう!しかもめちゃめちゃ使いやすい!私はチャットなどは手書き入力の方が間違いが少なく素早く入力できるので、多用しています。
2個目の動画はiPhoneとアンドロイドで、同じ文章をBluetoothのキーボードで入力した時の漢字変換の様子。パソコン版の変換・確定の手順が微妙に違うので、戸惑いながら入力していますが変換候補がiPhoneとAndroidで違うのがわかると思います。
ちなみにアンドロイドではパソコンの漢字変換で有名なATOKを使用していますが、やはり割りと変換が適切ですね。
ただ、どちらにも言えるのですが「漢字変換」が一発で変換できないんですよね・・・。必ず「感じ変換」になる・・・。
iPhoneの漢字変換も、それなりに使えます。が、全体的に入力した文章全体をまるごと変換する傾向にあり、長い文章を入力した時にたった1文字の漢字が候補に出てこなくて、入力した文章を丸ごとけさなくてはならない時が稀にあるのが玉に瑕・・・
仕事で長文を打つような場面が多いようなユーザーは、アンドロイドのほうがむいているかも。
ロック解除がなくせる
iPhoneもAndroidも、画面が消えた状態(スリープモード)からホーム画面を表示させるには、スリープ解除 → ロック解除 という2段階の手順が必要です。
意外と使っていると、この2段階の手順がめんどくさい。
iPhoneでは脱獄すれば、ロック解除をなくすことができるんですけれど、Androidではアプリをインストールするだけで、なくすことができます。
壁紙がすごい
Androidでは、壁紙に動く壁紙(ライブ壁紙といいますが)が指定できます。バッテリーの消費が激しくなりますが、他人と差を付けたい場合はアンドロイドのほうが向いているかもしれません。
参考:Androidの壁紙を変更するには
こんなとこも違うよiPhoneとAndroid
まとめ
iPhoneには、iCloudやiMessage、Facetimeといったクラウドサービスや、iPhone同士のコミュニケーションサービスが使えるというメリットがあり、初心者からパワーユーザーまでフルにサービスを使いこなすことができます。
が、Androidはそうした機能を実現するには、自分で調べて、選んで・・・というような努力(?)的なものが必要になってきます。
そうした努力が苦でなく楽しめるという人には、Androidが向いています。
逆に機械音痴、電話やメールだけが使えればいいなんていう人は、iPhoneのほうがいいかもしれませんね。
それ以外にもiPhoneは、auとソフトバンクしか選べないとか、パケット料金がDoCoMoは高いとか、キャリアによる選択肢も含めたほうがいいでしょう。
私は、iPhoneとAndroidの2台持ちになりましたが、2台持ちっていう選択も十分ありだと思うんですよね。
Androidはメールが使いにくい
上で取り上げませんでしたが、iPhoneユーザーがAndroidを使って使いにくいなぁ。と感じるのがメールアプリ。
Androidには、
- @docomo.ne.jpのようなキャリア用のメールを扱うMMS用のメールアプリ(SPモードメールなど)
- 電話番号のみで送れるメールSMSを扱うメッセージ(これはiPhoneでもおなじみですよね)
- Gmailを送受信するGmail
- Eメール(いわゆるパソコンメール)を扱うEメールアプリ
の4つのメールアプリが混在しています。
Gmailなんかはすごく見やすくて使いやすいんですけれど、キャリア用のメール(MMS)を扱うメールアプリは結構バグが多いです。
あと、Eメールを扱うメールアプリはメチャメチャ画面が見にくくてあんまり使う気が起きません。
イオンのb-mobileでAndroidを使う場合、キャリアメールが使えないので私はGmailか、ソフトバンクのiPhoneを契約するともらえるi.softbank.jpをAndroidで受信するようにしているのですが、このi.softbank.jpを受信するにはEメール用のアプリを使います。
が、これがメチャメチャダサくて使いづらい!
iPhoneのスンバラシイデザインセンスになれちゃうと、色々な所でAndroidの粗が目についちゃうかもしれません。
関連ページ
【 tom 】 2012/10/14 09:11
大変参考になります。
現在アンドロイドスマートフォンを使用していますがRAMの容量限度でこれ以上アプリを入れられない状態になっています。その点(インストール可能なアプリの数)のiphoneとの比較もお願いします。
【 akihaginshari 】 2012/10/25 09:24
どこのタブレットを買おうか迷ってPCの中をうろうろしていたら遭遇しました。<br>アンドロイド、アイフォンどちらも疎い私にとって、知りたかったことをほとんど教えていただいて、すごく助かりました。研究熱心ですごいですね~。<br>ありがとうございました。またときどき立ち寄ります
【 ゆうか 】 2012/11/08 19:08
検索サイトからやって来ましたがとても参考になりましたー!
AndroidとiPhone二台もちですがうんうんとなります
私的にはAndroidのサイト等閲覧中にダブルタップで自動改行する機能
あとiPhoneの文字入力のさいに長押しででてくるカーソルの移動が好きですね♪
【 かっすん 】 2012/12/24 00:39
すごく分かりやすいです!
参考になりました。
ありがとうございます。
【 弍等空兵 】 2013/01/14 22:30
確かにiphoneのほうが特筆すべき点が多いですね。Gmailなどのフリーメールでも、iphoneならeメールと同じように扱うことができ、また複数のアカウントを保存できますからね。
それにデザインがとてもかっこいいですし。
【 sannba 】 2013/01/14 22:33
フルキーボードなんかはiPhoneが断然使いやすいです
【 名無し 】 2013/02/02 15:45
iPhoneにしようかアンドロイドにしようか迷っています
<br>http://www.justsystems.com/jp/products/atokpad_iphone/<br>w=atokwebcom<br>iphoneでATOKが使えそうではありませんか?<br>
【 sonetto80 】 2013/03/17 09:00
娘がどちらにしようか迷っていたので、PCで調べていたところ、こちらにヒットしました。
私は普通の携帯しか持っていないので、この機会に一緒に変えようかと思っています。
わかりやすくて、大変参考になりました。
おそらくiphoneにすると思います。
【 ひろこ 】 2013/04/07 09:52
とても、参考になりました。
私はGALAXYシリーズを使い続けています。
今はノート2を使っていますが、今までのデメリットが全て改善された気がします。いかがでしょうか?
【 管理人 】 2013/04/07 11:41
Note II、いいですね!
最近、スマホやタブレットなどで読書をしているので、私もほしい製品の一つです。
軽くて薄いのが魅力ですよね。
Androidは、スクロール(早すぎる&行き過ぎる)とバッテリー(急に0になったり)が解決されれば、iPhoneに引けをとらないと思います。
先日、欲しい、欲しいと思っていたシャープの最新のスマホを触って来ました。が、まだまだもっさり感があったのが残念です。
サクサク感では、Nexus 7はいい線をいっていると思います。