東北地区大学野球、27日開幕 福祉大と富士大が軸に

 第8回東北地区大学野球選手権(仙台六大学・北東北大学・南東北大学各野球連盟、河北新報社、東北放送など主催)は27〜30日、仙台市の市民球場(宮城野区)と日本製紙クリネックススタジアム宮城(同)、東北福祉大球場(青葉区)で開かれる。
 仙台六大学連盟の6チームと、いずれも春季1部リーグで北東北連盟の6チーム、南東北連盟の5チームの計17チームが出場し、トーナメントで東北一の座を競う。優勝争いは全日本大学選手権でともに8強入りした東北福祉大と富士大が軸となりそうだ。
 福祉大は1、2年生投手が注目される。大学選手権1回戦を継投で1失点に抑えた1年の出口と城間、2年高橋、2回戦で高橋の後を受けて零封リレーした1年の波多野と力を持った選手がそろう。
 富士大は大学選手権1回戦で完封した吉田や、140キロ台の速球と切れのあるスライダーが武器の右腕多和田が核となる。打線は2011、12年と2年連続で大学日本代表に選ばれた山川を中心に勝負強い。
 南東北1位の東日本国際大は投打に安定している。投手陣の防御率は0.92。リーグ戦のチーム打率は3割3厘。打率4割6厘で14打点の4番薗部が引っ張る。
 山形大工学部(南東北6位)は部員不足で出場を辞退、1回戦で当たる岩手大(北東北3位)が不戦勝で2回戦に進む。

2013年06月25日火曜日

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