早稲田大学時代、いっときだけ恥ずかしいことにプロレスサークルに所属していたことがある。
そのサークルの3学年上に変な先輩がいたのである。
男は政治経済学部であった。福井県から上京してきた田舎者である。
なにが変かというと、やたらと差別発言をするのである。
プロレスラーの長州選手はチョン(朝鮮人という意味らしい)、前田氏もそう。
先ごろ引退した小橋氏はエタ(被差別部落出身)だとも得意げに語っていたものである。
言うまでもなく事実はわからないし、なによりそんなことはどうでもいいことだ。
遠く福井から東京にやって来た二十歳そこそこの早稲田大学政経学部生、
つまり村一番のエリート候補生が背伸びをして大人ぶって差別発言をしたがる気持は、
いまならばわからないこともない(それでも格好悪いと思うけれども)。
きっと青二才の学生が世間の裏を知ったようなことを言いたかったのだろう。
当時のわたしは差別主義者の彼に輪をかけて青臭かった。
どうしてこの先輩が何度も偉そうにチョンだのエタだのと口にするのか理解できなかった。
いまならば偽善と言ってもいい義憤にかられたものである。
卒業式のあとに後輩が色紙に寄せ書きを記すという習慣があった。
そのときわたしは男の色紙に、たしか「一連の差別発言の意図がわかりません」と書いた。
そう記憶している。いや、すっかり忘れていた。15年以上もむかしのことである。
今年の3月に大学時代のわたしを知るという人物から挑発するようなコメントをもらう。
HNは「匿名希望」というふざけたものであった。
ホスト「124-241-000-198.pool.fctv.ne.jp」
IP「124.241.0.198」
都道府県「福井県」
すぐにだれが書き込んだかわかった。在日差別や部落差別が大好きだった山口大介だ。
いまは福井銀行鯖江支店に勤務している山口大介だとすぐに判明した。
38(39?)歳にもなる男が
15年まえの遺恨をいまだに引きずっているのかと気持悪くなった。
関わりあいたくないのでだれだかわからないふりをした。
すると翌月に今度は「グレート・ムラ」とHNを変えて舐めたコメントをよこす。
福井銀行の山口大介は自分がだれだかばれていないと強気になったのだろう。
それにしても38歳にもなる銀行員が「グレート・ムラ」などというアホらしいHNで、
かつての知り合いのブログを荒らすだろうか?
自分がだれだかばれているとは思わないのだろうか? 脇が甘すぎやしないか?
やむなくコメント欄で相手の正体をばらしたものである。
むろん、こちらにも非はあると思う。卒業記念色紙に非難めいたことを書くべきではなかった。
いくら山口大介の在日差別や部落差別に腹が立っても色紙に書くべきではなかったと思う。
しかし、15年以上もむかしのことである。
福井銀行のエリートが15年もまえの些事にそこまでこだわる必要があるだろうか。
薄気味悪い執念深さを感じたものである。
さて、早稲田大学政経学部卒、福井銀行鯖江支店の山口大介38歳だが、
なんだかわからないが昨日今日としつこく何度も繰り返して、
「土屋顕史 母 自殺」「土屋顕史 自死」「土屋顕史 自殺」
というキーワードで検索してくるのである。土屋顕史とはわたしのことだ。
山口大介には非常に不愉快なものを感じた。
もうこれは福井銀行に直接連絡するしかないのかと思う。
なぜならこちらから山口大介に連絡する方法がないからだ。
福井銀行に電話(封書、メール等)して、
おたくの鯖江支店にいる山口大介から嫌がらせを受けていると相談するしかないか。
その過程でもし聞かれたら本意ではないが、
山口大介が大学時代に差別発言を好んでいたことも話さざるをえなくなるだろう。
信用第一の銀行員が裏では差別大好きであることがばれたら、
これは福井銀行の評判にも大きく影響しよう。
こうしてブログに書き込んでしまったから、いまやだれでも検索で閲覧することができるのだ。
笑えるのは「グレート・ムラ」というHNである。
38歳にもなる銀行員が「グレート・ムラ」と名乗り知人のブログを荒らす。
山口大介さん、銀行で「グレート・ムラ」というあだ名がつくかもしれませんね。
「あ、グレート・ムラが来たからケーフェイ(=注意)」とか。
しかし、わからない。わたしは山口大介のことなど、いまさらもうどうでもいいのである。
山口大介の出世にも響くだろうし、できることなら福井銀行に電話したくない。
15年まえの色紙のことを差別主義者の山口大介銀行員が
いまだに恨みに思っているのならここに謝罪する。悪かった。若気の至りだ。
とはいえ、在日差別と部落差別が大好きだった福井銀行の山口大介に連絡するすべがない。
仕方なくこうしてブログ記事にした。永続的に掲載するつもりはない。
わたしはもうとっくに忘れているので、
グレート・ムラこと山口大介さんも15年まえの遺恨をどうか水に流してくれませんか?
(追記)メールをいただき一度はこの記事を消しましたが、それからさらに
一方的なそちらの都合だけのご注文が加わり(=自分の書き込んだ匿名コメントも消せ)、
未熟な当方はグレート・ムラ先輩、それは違うのではありませんかと思ってしまいました。
むかしから生意気で申し訳ありません。山口さんからひどく嫌われたゆえんでしょう。
実を申しますとあの色紙の言葉へのご反論、しっかり覚えております。
不本意ながらこの記事を再掲します。むかしの山口さんはもっととんがっていましたよね……。
いろいろツテがおありでしょうから、もしご希望がございましたら直接お電話ください(6/25)。
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