都議選が23日投開票され、“美人すぎる放送作家”として、本紙が注目したみんなの党の塩村文夏氏(34)が激戦の世田谷区選挙区で当選。元グラドルで、6年前に「恋のから騒ぎ」に出演していた異色経歴の持ち主が都政の舞台に立つ。
「最初は泡沫候補からのスタートで(美人候補と)報道されてから、高校生や大学生に一緒に写真を撮ってくださいと言われたのは驚きました。開票速報を見るまでは、下から何番目で、ダメかなと思っていた」(塩村氏)
告示前日には、同選挙区で共倒れを避けるためにもう一人の候補者が出馬辞退し、塩村氏へのプレッシャーは跳ね上がったが、フタを開けてみれば、みんなの党で一番乗りとなる当確だった。
グラドルやモデルを経験後、文筆業に転身し、この数年はテレビの放送作家として活動した。「恋のから騒ぎ」では1年間で番組史上最多タイとなる10回の説教部屋行きとなる偉業を達成し、年間MVPを獲得していた“才女”は選挙戦でも有権者をくぎ付けにした。
街頭演説中に雨に見舞われることも多く、普通は傘をさしての訴えとなるが、塩村氏はズブ濡れになりながら有権者一人ひとりに握手を求めた。「マイクを両手で持つクセがあるので傘を持つのも忘れていた。メークが落ちる? それどころじゃなかったです。アップアップでただガムシャラでした」(塩村氏)。見た目とは裏腹の“ド根性ぶり”を発揮した形でもあった。
小林麻耶アナ(33)や女医の西川史子(42)など「恋から」出身者はさまざまなジャンルで活躍している。政治家としては東京23区の区議が出ているが、都議は塩村氏が初となる。当選後に早くも参院選の候補者から“逆応援”の依頼が舞い込むなど引っ張りダコで、都政はもちろん国政でも話題を呼びそうだ。
なお、同じく本紙注目の美女候補・佐々木りえ氏(30=維新)は日野市選挙区で落選した。
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