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賛否両論である点その二。こちらもネタバレ要素を多く含むため注意。
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新規シナリオの終盤で、主人公がいなくなった後残された仲間同士が戦いをはじめる。
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内容としては、大雑把に言えば「過去に戻って主人公を救う」か「主人公が自分自身の意思で生命を賭して世界を守ったことを尊重し、今を生きるか」で仲間同士の意見が真っ向から対立したため。
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この争いの際、感情のままに言葉をぶつけ合い争うため、「仲間に暴言を吐いていて、本編でのキャラの成長が感じられない」、「キャラの言動がひどすぎる」などといった批判が相次いだ。
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キャラクターの描写に関しては、「変だ」とする声もあれば「感情が昂っている場面が多いだけで、おかしいとも思わない」との意見もある。
シナリオライターが変わったわけでもないので、仲間の描写に関しては賛否が真っ二つである。
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また、そのラストも、完全にすっきりとは感じられないもの。特に、「今の段階では主人公を救えない」という点に対してはよく批判される。
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よく誤解した意見などが散見されるが、「仲間たちが主人公を見捨てた」などは完全な勘違いである。主人公を救うために行動を開始していこう、という意思はしっかりと示され、「希望のある終わり」を意図して描かれている。……ただ、その方法が「困難すぎる」「具体的でない」ことがまた批判される点。
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「仲間たちが主人公を救うために俺たちなりに戦おう!」というエンディングを描こうとして、具体的な改善案を作中で示さなかったことがこの賛否両論の原因であろう。
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また、無口無個性ないわゆるプレイヤーの分身型主人公(FESではタイトル画面において本編を「episode Yourself」と表記するなど主人公=プレイヤー自身であることを公式に示している)でありながら、後日談では仲間たちの口を通して本編における主人公の考えや想いについて「シナリオ担当者の考える主人公像」を勝手に押し付けてくるような傾向がみられる。
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「シナリオ担当者の考える主人公像」を基に「主人公の遺志を無駄にする気か」等発言する仲間もいるため、自分の分身として主人公を操っていたプレイヤーにとっては「自分はそんなこと考えてないのに」と違和感を生じさせている原因となっている。
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逆に主人公にそこまで感情移入していなかったり主人公を一人のキャラとして自分とは切り離してプレイしていた層はそれほど違和感を覚えていないためプレイヤーのプレイスタイルによって賛否両論を招きやすい。
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「後日談はなかった」とする批判的なファン、「面白かった、本編の深みが増した」とする擁護的なファン、「批判するにしても擁護するにしてもそこまでいかない」というの中立的な視点などがどの層もそれなりの数存在しているため、議論になると荒れやすいため注意が必要。
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ちなみに続編である『ペルソナ4』においては
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①上記の仲間以外で『3』の主人公を救出すべく行動している人物がいることが明かされる
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②『4』の主人公と仲間の仲の良さが強調されて、いざこざがあまり起こらない。
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③主人公がプレイヤーの分身として最後まで機能する
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さらに①で挙げた人物は当初『4』にも続投するはずだったが直前で別キャラクター
(*9)
に差し替えられたという経緯があったことが制作サイドから明かされている。
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この人物は更に続編である『P4U』で主人公救出を胸に秘め行動している様子が描かれている。
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これらを鑑みると、後日談への批判的意見が制作サイドになんらかの判断を下させた可能性もある。
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