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【プロ野球】

菅野きょう先発 野村に投げ勝つ

2013年6月25日 紙面から

広島戦での先発を前に調整する巨人・菅野=川崎市のジャイアンツ球場で(川越亮太撮影)

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 負けるわけにはいかない!! 25日の広島戦(マツダ)に先発する巨人・菅野智之投手(23)が24日、全身にピリピリムードを漂わせた。ハーラートップの8勝目をかけた登板は同学年の野村祐輔投手(24)とのプロ初対戦。大学時代からライバルといわれ続けた男との投げ合いに闘志満々だ。

 「チームが連敗中なので、止められれば一番良いです」。こう語る菅野は広島への移動前にジャイアンツ球場で投手練習に参加。終了後は普段の冗舌さが消えていた。野村との対決について聞かれると、「話さないです」とポツリ。えも言われぬ緊張感を醸し出した。

 一昨年秋のドラフトでは「大学ビッグスリー」と言われた2人。公式戦での対決はない。2008年の全日本大学野球選手権で東海大と明大が対戦した時はベンチ入りしたものの、ともに登板はなく、初対決の時がついにきた。菅野が「キャリアは向こうが上」と言う通り、昨季の新人王を獲得した野村に対して1年浪人した菅野は新人。今回は胸を借りる立場だ。

 しかし、菅野も首位を走る巨人の屋台骨を支えるローテーション投手としてプライドはある。しかも、今回は7月2日からの阪神戦(甲子園)を見据えて初めて臨む土曜日以外の先発。弾みをつけるためにも、野村より先に降板するわけにはいかない。「マイペースでやりますよ」と菅野。自分の力を信じて、ライバルに投げ勝つ。 (川越亮太)

 

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