ハイスクールD×D〜転生したら一誠に憑依してました。 (ニート王)
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この話からガンガン原作ブレイクしていきたいと思いますので、よろしくお願いします。
原作ブレイク開始
イッセーside
「私と付き合って下さい。」
黒髪の美少女天野夕麻さんもといレイナーレは俺兵藤一誠に告白をしてきた。
「う〜ん。どうしようかな。」
「やっぱりダメですか?」
上目遣いでそう言ってくる夕麻さんは可愛いが、
(さすがに自分を殺そうとしてきてる奴に付き合ってもいいなんて簡単に言えないよな〜。)
だから俺は勇気を出してこう言った。
「悪いけど俺、自分を殺そうとしてくる奴と付き合ってあげる程女に飢えてないよ。」
「ッ‼何を言ってるんですか?言ってる意味が……」
まだシラをきるつもりらしい。
「何度でも言ってやるいい加減本性を見せたらどうだ堕天使さん。」
そう言いながら俺は拳を振るった。
寸止めする気だが唯の女の子なら反応すら出来ないはずだが、
「チッ‼何故私の正体が。」
やっぱり堕天使だったみたいだ。
「阿呆が、気の隠し方が下手なんだよ、そんなんで俺を殺そうとするなんて随分間抜けな堕天使様だな。」
「人間風情が調子に乗るな‼」
そう言って俺に向かって光の槍を投げてきた。
フン。確かに常人なら反応しきれずにあの世行きだろうが…
「甘めぇよ。クソ堕天使ぃ!」
俺はその光の槍を掴み叩き折った。
案外脆いな、もっと強度が高いと思ったが。
「馬鹿な。人間風情にこの私が。」
すっかり戦意喪失しちゃってるみたいだな。
さすがにもう戦う気力もない女の子をボコるのは後味が悪いからやめておこう。
「逃げたきゃどーぞ。俺は追いかけねぇから。」
「クソッ。覚えてなさい。」
うわー、三下臭MAXな発言だよ。
「まぁいいや。家に帰ろうっと。」
その時の俺は堕天使を呆気なく追い払った事にテンションがあがり気づいていなかった。
誰かに見られてたことに。
レイナーレside
何なのあいつ⁈
私の正体に気づくだけでなく、私の攻撃をいともたやすく叩き折るなんて。
まぁいいわ。私の計画が成功して至高の堕天使になればあんな奴すぐに殺してしまえるわ。
見ていなさい兵藤一誠‼
???Side
「部長」
「あらどうだった小猫。」
「やっぱりあの人強かったです。何より……」
「何より……。どうしたの?」
「あの人、堕天使の事に気づいていました。」
「⁈小猫、それは本当なのかしら。」
「はい。多分私の事にも気づいていると思います。」
「そう。なら仕方ないわね、明日にでもアプローチをした方が良さそうね。」
「部長、どうするんですか?」
「彼の意志を確かめるのよ。私達に敵対の意志があるかいなかをね…。」
イッセーside
現在俺は鍛錬中だ。
といってももう終盤にさしかかっていて、ダウンがてら両脚に20kgのおもりをつけて家まで走っている。
えっ?ダウンじゃない?
甘いな。確かに最初は辛かったが今となってはこんなの屁でもない。
それにこんなので辛いって言ってる様じゃ堕天使と素でやり合うなんて無理だ。
お、とか何とか考えてる内に家についた。
……何やら賑やかだが俺にとっては嫌な予感しかしない。
しかもおれの勘は鍛えすぎて十中八九当たるからもう嫌な未来が待っているのと同義だ。
……仕方ない覚悟を決めるぜっ!扉に手をかけ
「ただいま〜。母さん何か賑やかだけどお客さんでもきてんの?」
と平静を装いながら部屋に入ると、
「イッセー、おかえりなさい。あなたにお客さんよ。」
「ご機嫌よう、兵藤一誠くん。」
やっぱりか‼
「イッセーお前も隅におけないな。女性関係の浮いた話の一つもないから父さん心配で。」
と半泣きになりながら父さんは言った。
やめてくれ!めちゃくちゃ恥ずかしいから。
「所で何でグレモリー先輩が俺の家に?」
「あぁ、その事についてだけれど、学園に行きながら話ましょう。本来そのつもりだったし。」
「…そうですか。わかりました。まぁ先ず朝食食べるのと学園に行く用意をするので少しの間待っていて貰ってもよろしいですか先輩?」
「えぇ。構わないわ。」
俺が飯を食ってる間父さんや母さんと喋るグレモリー先輩を見ながらどうやってこの場を乗り切るか考えるが策が思いつかない俺であった。
「それじゃあ、父さん母さんいってきます。」
「朝早くに申し訳御座いません。叔父様叔母様。」
「行ってらっしゃいイッセー、リアスさん。あとリアスさんもまた来てくれてもいいわよ。」
「そうだよ。何時でも来てくれて結構だよ。」
「ご好意感謝します。叔父様叔母様。」
何さりげなく俺の家に来る許可簡単に出してるんだ父さんと母さんは。
「それでは行きましょう兵藤一誠くん。」
「そうっすね。そんじゃ行くとしますか。」
俺たちは学園へと向かった。
.
.
.
.
歩いて数分後唐突に先輩は切り出してきた。
「兵藤一誠くん、貴方昨日祐斗と手合わせをした後なにをしてたの?」
「祐斗?ああ木場の事ですか。別に普通に家に帰りましたが何か?」
遠回しに聞いてくると思ったが随分ストレートに聞いてきたな。
「ごめんなさい。言い方を変えるわね。」
丁度歩道橋に差し掛かった時先輩は言った。
「この場所で何をしてたの?」
「!何とはどういう事ですか?」
「昨日貴方この場所で誰と何をしてたの?」
「別に何もしてないですって。それに俺が昨日ここを通った証拠が「あるわ。」えっ⁈」
「ごめんなさいね。昨日私の部員が貴方の事を見てたの。」
「ストーキングとはあんまり感心できませんね。」
「その事については謝るわ。だから昨日の事について放課後話を聞かせてくれないかしら。」
学園に到着すると同時に先輩はそう言った。
そろそろ頃合いかな。原作も眷属になったのはこのぐらいの時期だっただろう。
「わかりました。それでは放課後に。」
「ええ。放課後につかいをだすわ。」
その後お互いにそれぞれの教室に向かった。
教室に入るなり凄まじい殺気に襲われた。
「ッ‼」
入ると同時に放たれた拳を受け止めると殴ってきた相手に2割ぐらいの威力のパンチをお見舞いする。
「グエッ」
まるで蛙の潰されたような声を出して吹っ飛んだ。
また背後から放たれた蹴りには回避しながら窓の外に投げる。
「全く朝から元気だな。松田、元浜…はまあ多分生きてるだろう。所で今日は何時にもまして攻撃に殺気が乗ってるな。」
「当たり前だ‼あれ程女子にたいして興味を示さなかった癖に興味を示したかと思えばよりにもよってグレモリー先輩とは‼許すまじイッセー。」
「うるさい。別に頼んでいっしょに学園にきたわけじゃない。あっちが朝から俺の家に尋ねてきたんだ。」
「何⁉ならば余計許せん。今こそ貴様には天誅をくだオブッ‼」
「うっせー。今から寝るから邪魔すんな。」
その後直ぐに蘇生した松田と外から帰ってきた元浜がまた襲ってきたのでボコったのだった。
放課後
先輩につかいを出すって言われたから待ってるけど原作通りなら木場が来るはず。
キャーキャーと女子たちの黄色い声が聞こえはじめた。
ッて事はやっぱり…
「やぁ、兵藤くん。」
「やっぱ木場か。」
「うん。リアス部長のつかいできたんだ。」
「了解。じゃあ行くか。」
「そうだね。」
教室を出て行く最中、なんか腐向けっぽい声が所々から聞こえたが無視した。
木場の後に続いて向かった先は旧校舎の裏手だった。
旧校舎の割には特に目立って壊れた部分はなく普通に使えそうだが、多分オカルト研究部が使う為にあえて使ってないんだろう。
「ここに部長がいるんだよ。」
そう告げる木場
「了解。さっさと行こうぜ。」
二階建ての木造校舎を進み、階段を上り、さらに二階の奥まで足を進めた。
さすがはお嬢様って感じだな。ヨゴレや埃は今の所ほとんど無い。
そうこうしている内に部室と思しき場所についた。
戸には「オカルト研究部」と書かれたプレートがかかっていた。
普通の人がみたら頭おかしいのかと思われるよな。
「部長、連れて来ました。」
引き戸の前から木場が中に確認をとると、
「ええ、入ってちょうだい」
と先輩の声が返って来た。
木場が戸をあけ、後に続いて入ると室内には、幾つもの魔方陣が描かれていた。
あとはソファーが幾つかと、デスクも何台か存在する。
ソファーには小柄な女の子が座っていた。塔城小猫ちゃんだ。
「こちら兵藤一誠くん。」
木場が紹介してくれたので、取り敢えずよろしくと、頭を下げた。
そうすると、無言だが一応羊羹を食べながら頭を下げてくれた。
うーん。やっぱりこういうタイプの子はちょっと苦手かな。
部屋の奥から水が流れる音が聞こえる。
よく見ると奥にはシャワーカーテンがしてあった。
おいおい、原作と違ってあんた昨日シャワー浴びてるだろ。
キュッ。
水を止める音。
「部長、これを」
ん?どうやら向こう側にはもう一人いるようだ。
「ありがとう朱乃」
カーテンの奥で着替えているらしい。
その間俺は塔城さんに羊羹を貰ってたべていた。
カーテンが開くと制服を着込んだ先輩。
先輩はこちらを見かけると微笑みながら、
「ゴメンなさい。今日は朝早くにイッセーの家にお邪魔して朝にシャワーを浴びてなかったから今汗を流していたの。」
っていうかわざわざ俺が来るのわかってるのにシャワー浴びなくても、それにさりげなく俺の事をイッセーってよんでるし。
ふと視線を先輩の後ろにすると、
学園でグレモリー先輩と同じく人気を誇る二大お姉様の一人姫島先輩が立っていた。
視線があったので兵藤一誠ですと挨拶をすると、
「あらあら、これはご丁寧に私姫島朱乃と申します。以後、お見知りおきを」
挨拶を交わすとそれを確認するグレモリー先輩。
うん、頷くと。
「これで全員揃ったわね。兵藤一誠くん。いえ、イッセー。」
「はい。」
「私達オカルト研究部は貴方を歓迎するわ」
「はい。」
「悪魔としてね。」
どうやら逃げ場は無いらしい。
やれやれと内心毒づきながらもこれからくる未知への期待に俺は胸を膨らませた。
ふぅ〜、疲れた。
やっぱり一日置きに投稿するのは疲れますね。
突然ですがアンケートを取りたいと思います。
それは、レイナーレを殺すか、ヒロイン入りさせるかです。
後2日後には決めたいと思うので、どちらかいいという人は感想欄に書いてください。
2日後に票の多い方にしたいと思います。
やっぱり一日置きに投稿するのは疲れますね。
突然ですがアンケートを取りたいと思います。
それは、レイナーレを殺すか、ヒロイン入りさせるかです。
後2日後には決めたいと思うので、どちらかいいという人は感想欄に書いてください。
2日後に票の多い方にしたいと思います。