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【富山】甘みギュと 商品化 砺波・市谷産 タケノコ真空パック
求めやすい小分け「芹の市」人気砺波市市谷の山林で取れたタケノコが真空パックとして商品化され、同市芹谷の千光寺で二十三日に催された「芹(せり)の市」で発売された。県内では射水市小杉地区や氷見市内のタケノコは知られるが、売り出した砺波市谷林産物生産組合は「市谷産は、にがみがなく甘い。多くの人に味わってほしい」と呼び掛けている。(沢井秀和) 市谷産のタケノコは粘土質で育ち、質が高いという。三十年ほど前から、シーズン以外でも食べられるように十本ほどを大きな缶詰にして、知り合いや親せきに分けている。 今回は、買い求めやすいように一〜二本に小分けして真空パック化。昨年秋に同市宮沢町の直販所「となみ野の郷」で試験販売したところ、好評だった。このため商品化することにした。 芹の市では、青山義雄組合長(66)が、水に三日間さらすなど加工過程を説明しながら販売。親子連れらが列をつくった。青山さんは「加工に手間がかかるけど、皆さんに喜んでもらえるのがうれしい」と笑顔を見せた。百グラム当たり百三十円ほど。問い合わせは青山さん宅=電0763(37)0531=へ。 「芹の市」は、地域づくりのため三年前から栴檀野(せんだんの)自治振興会が六月と九月に開催。米、山菜、野菜などを販売している。 PR情報
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