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花王、酒田の紙おむつ工場増設へ 港からの輸出強化
花王酒田工場(山形県酒田市)は24日、敷地内に紙おむつ工場を新設し、2014年春にも稼働すると発表した。花王によると紙おむつは国内外で需要が増えており、将来的なロシアやアジア各国への輸出増に備え、酒田港に隣接する同工場で生産体制を強化する。 計画では、新工場は床面積約1万5000平方メートル、投資額は50億円。既存工場の北西側に9月着工する。関連企業を含めて、数十人規模の地元雇用が見込まれるという。 酒田市役所で会見した谷本均工場長は「(酒田工場が)製品のグローバル供給を担う意味で、工場から2キロの距離にある酒田港は大きなインフラになる」と説明した。 酒田工場は1940年に操業開始。敷地15万5000平方メートル、従業員110人。紙や粉末の加工技術があり、現在は温熱シートや入浴剤などを生産している。
2013年06月25日火曜日
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