中国株が下げ幅拡大、滬深300指数 は昨年12月以来の安値
[香港 24日 ロイター] - 週明け24日序盤の中国株式市場は下げ幅を拡大している。週末の新華社の報道で、中国当局によるシャドーバンキング(影の銀行)規制が示唆されたため、本土系銀行株が下げを主導している。
0203GMT(日本時間午前11時03分)時点で大型株中心で深セン上場銘柄を含む滬深300指数 は3.3%安の2240.7と、昨年12月半ば以来となるザラ場安値を付けた。上海総合指数 は2.3%安。
新華社は23日付で解説記事を掲載し、中国には十分な流動性があり、最近の短期金融市場の金利急上昇は、投機的取引や影の金融システムの広がりによって引き起こされた市場のゆがみの結果だと指摘した。
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