【ロンドン=欧州総局】週明け24日午前のロンドン株式相場は続落。FTSE100種総合株価指数は午前10時現在、前週末終値に比べ36.90ポイント安の6079.27で推移している。
米量的緩和の縮小観測に加え、中国の信用収縮懸念が広がり、一時は日中取引で1月上旬以来5カ月半ぶりの安値圏まで下げた。構成銘柄の8割近くが下落している。
鉱業株が軟調。ベダンタ・リソーシズは下げ幅が5%を上回る場面があった。ダイヤモンド事業の売却計画撤回を発表したリオ・ティントも安い。
HSBCホールディングスやバークレイズなど銀行株も売られている。
アナリストが目標株価を引き下げた建設資材のウォルセリーも下落。
一方、携帯電話サービスのボーダフォンは安く始まった後、持ち直す場面があった。同社はドイツのケーブルテレビ最大手カベル・ドイチェランドへの買収提案を発表した。
水道株も高い。ユナイテッド・ユーティリティーズやセバーン・トレントが買われている。
人気記事をまとめてチェック >>設定はこちら