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『蜘蛛糸モノポリー』by sasakure.UK 曲の解釈
作者:飛べない光
 さて、皆さんは『蜘蛛糸モノポリー』という曲を聴いたことがあるでしょうか?
 自分の名著(自ら言っちゃうあたり、かなり素晴らしい作品だと自負していますが、何か? 文学的価値マジ半端じゃないですよ?)「物理法則も屁理屈で粉砕し、『蜘蛛の糸』の解釈を試みた結果」の後書きでも紹介させていただいた曲です。
 真面目に解釈してみせるっ! とか豪語したのでちゃんと真面目に解釈してきましたよ!

 まず、解釈に移る前に一つ注釈をしておくと、この曲はsasakure.UKという方が作っているのですが、どうやらこの人の楽曲は色々束になってストーリーを描き出すタイプになっているようで、この作品だけでは解釈が完成しないような嫌いがあるようです。なので、楽曲全てを通して貫かれる解釈を探している方は、インターネットで「蜘蛛糸モノポリー 考察」と検索していただくと、きっとお求めのページを検索できると思います。
 今回の場合はこの楽曲の中で解釈が完成するように頑張りました。ぜひぜひ皆さんも、この曲を聴いて、自分の中で曲の解釈を完成させてから、自分の解釈との相違をお楽しみくださいな~。




 では、心の準備はよろしいでしょうか?
 まず歌詞をすべて掲載しましょう。


 堕ちた世界の終焉で 絶間ない赤を抱く
 贖罪を掻き分けて 白蓮の意思は阡年回廊

 忽然、視界の中心で 揺れる感情と裏腹に
 真直ぐな銀色線は 只、掌で囁いて居た

 「…きっと其んな意図なんだ。」
 蜘蛛を掴む様なモノガタリ

 貴方が何様なんだとしても 救いの亡い莫迦だったとしても
 千断れそうな愛の様な"賽"を 手繰り寄せたんだ

 其の糸が地獄に照り返る "赤色"なんだと気付いて居ても
 ―僕は其れに縋る事しか 出来なかった訳ですから。

 堕ちた世界の中心で 絶え間ない夢掴む
 ふと底を見下ろす 幾千の四肢が縋っていた

 どれだけ伝って来たのか? どれだけ足掻いて来たのか?
 咽び泣くは血の池の様 蠢き喚くは罪人模様

 手を差し伸べた訳じゃ亡いのだろう 貴方は僕が足掻く様を見て
 嘲笑っておられたのだろう? かつて僕が"そうした"様に

 「…其れでも愛していたんだ。」
 蜘蛛を掴む様なモノガタリ

 貴方が神様なんだとしても "救い"と云う釈迦だったとしても
 千断れそうな愛の様な"賽"に しがみついたんだ

 其の糸が地獄に照り返る "赤色"なんだと気付いて居ても
 ―僕は其れに縋る事しか 出来無かった訳なんだ

 貴方が何様なんだとしても 救いの亡い莫迦だったとしても
 千断れそうな賽の様な“愛”を 求めてしまったんだ

 『この糸は己の意図だ!』と 叫んで断れた雲の異図、ああ
 ―僕は其れに縋る事さえ 出来無かった訳ですから。 


 以上、曲の歌詞です。
 では早速解釈へと移りましょう。
 「堕ちた世界の終焉で」。堕ちた世界とは、その世界そのものが酷いものだった、という意味合いを込めて堕ちた世界、ということか、もしくは(生まれ)落ちた世界という意味合いだと思います。あえて堕ちたになっているのは生まれたことによって主人公は罪人になってしまった、そのことを深く後悔していて、生れ落ちるということが悪であるという雰囲気を醸すためだと思います。終焉というのはまさしく終わり。つまり、こいつは死期を迎えています。曲を聴いていた人はいきなり超展開すぎて着いて行けないと感じるかもしれませんが、自分の解釈においては確かにこういう解釈になるのです。
 あ、ちなみに自分の解釈は時間軸がどんどん飛ぶので酔わないよう注意してください。
 「絶え間ない赤を抱く」とは、自分の体から流れ出る血を手にうけている、という意味でしょう。
 「贖罪を掻き分けて」とは、贖罪から逃げてきた、という意味でしょう。贖罪をしなければならないのに横に分けて進んできた、ということです。
 「白蓮の意思は阡年回廊」。白蓮というのは自分はよく知りませんが、沼から生えていますよね? そして泥から生えていながらその見た目は白く、実に潔白です。つまり、潔白の象徴としての白蓮。また同時に、白蓮は沼に生えているので沼という薄汚れた土地から栄養をもらっているわけです。つまり、沼という汚れた部分から得た栄養がその本性を形成している。つまり不潔の象徴としての白蓮。千年回廊というのは同じ場所を行ったり来たりだと考えているので、これは主人公の潔白であろうとしている意志、つまり罪人は止めたいという意志ですね。そしてその一方でその汚れた沼から一向に外に出ることができない自分の行い、不潔のままでしかいられない自分。人を殺しているときは自分の心はドロドロに濁して不潔になって、いざすべてが終わってみたら後悔に後悔を重ねて、潔白でありたいという心が呑気に顔を出す。そういうのを行ったり来たり、という意味合いで千年回廊だと思います。最期の時に、自分の人生の総括をしたといった所でしょうか?
 ……後から思いつきましたが、この場面は主人公が彼女を殺された場面です。超展開ですが、自分の解釈ではそうなるんですっ! で、潔白と不潔の対比はそのままに、彼女を殺さないでよかったという思いを潔白、やはり彼女を殺しておけばよかった、という思いを不潔として、その間の思いをユラユラしていた、ということかもわかりませんね……。

 「忽然、視界の中心で 揺れる感情と裏腹に」。さて、ここは主人公が彼女を殺そうとしている場面です。ちなみに上の場面はこの場面の次です。揺れる感情というのは彼女を殺そうか否か、で思い悩んでいるわけですね。で、忽然と視界の中心に現れた物は何なのか、ということが次です。
 「真直ぐな銀色線は」。まっすぐな銀色線。これの解釈が悩みましたよ~、一番。でも、何とかたどり着けました。これは、金属製のナイフが描く軌跡です。しかも、主人公が彼女を殺そうとして構えたナイフではありません。彼女がどこからか(懐とかからですかね?)取り出したナイフを、綺麗に直線を描いて主人公を捉えて突き出してきたのです。
 「只、掌で囁いて居た」。これは彼女の手の内で直線を描きながら飛んでくるナイフが風切り音をたてた、という描写を囁いて居た、と表現しているわけです。実に詩的で素晴らしいですねっ! あ、あと恐らく裏ストーリーとして、「贖罪を掻き分けて」がここで絡んでくるわけですが、恐らく彼女の方は主人公に大切な人を殺されたのでしょう。その恨みを内に秘め、しばらく何かしらの理由があって主人公の傍で過ごしたのです。まぁ、目下の目的は殺害用のナイフを手に入れることだったんでしょうが。で、その最中も主人公は彼女に対する贖罪から逃避し続けた。だからこそ、最終的に彼女に殺されざるを得なかったのですね。ひょっとしたらわかり合えたかもしれないのに。

 「…きっと其んな意図なんだ。」。おそらく主人公は彼女の思惑を察していたのでしょう。俺を殺そうとしているんだろう、と。ただ、こいつの解釈は最期の最期まで彼女の深層心理にたどり着くことはできませんでした。ここで主人公は大きな思い違いを起こします。彼女が行動を起こさないので、「彼女は俺を殺そうとしているが、それでも人殺しは悪いから、という意志にとらわれて行動できずにいるのだ。いつまでも善人ぶろうと頑張っているのだ」と思ってしまいました。まぁ、本当のことなど知りませんが、彼女はたぶん恐ろしくて動くことができなかっただけなのだろうと思います。そして、「たかが善人に、心を殺して人を殺すことなどできるわけがないだろう」と嘲笑った。
 「蜘蛛を掴む様なモノガタリ」。この解釈は最後にしましょう。ちなみにここでいう蜘蛛、というのは彼女のことを示しています。彼女の心を掴む様な物語というわけですね。

 「貴方が何様なんだとしても 救いの亡い莫迦だったとしても」。あなたとは紛れもなく彼女のことです。救いの亡い莫迦、というのは、たとえ相手が憎い人間であっても殺そうとしない善人のことを救いようのない馬鹿だと言っているわけですね。今回は単純に「亡い」は程度の強調でしょう。ただの馬鹿でなく、真性の馬鹿だな、的な感じで。今回は単純に莫迦は釈迦に似せるために使ってるんじゃないでしょうか?
 「千断れそうな愛の様な"賽"を 手繰り寄せたんだ」。賽というのはサイコロです。気まぐれで出目が変わります。つまり、賽=きまぐれ、と読み換えます。「千断れそうな愛の様な"きまぐれ"を 手繰り寄せたんだ」という歌詞です。千切れそうな(「断」という漢字なのも程度の強調だと考えています)、というのはその名の通り脆いということですね。で、愛の様な"きまぐれ"というのはそのまま、愛にも似た形で主人公が気まぐれで助けた、ということですね。手繰り寄せるというのはまぁ、気まぐれの救助を行った、ということを表す言葉ですね。

 「其の糸が地獄に照り返る "赤色"なんだと気付いて居ても」。糸、というのは彼女と自分の繋がりを表します。さて、このタイミングでもう主人公は彼女に殺されることを覚悟しています。地獄に落ちることを覚悟してるわけですね。地獄に照りかえる赤色、というのはその糸が主人公の鮮血で赤く染まる、という意味ですね。上述の「たかが善人に……」とは矛盾している感じがしますが、第六感的な何かで感じたんでしょう。
 「―僕は其れに縋る事しか 出来なかった訳ですから。」。そうだとしても、君にいつか殺されるのだとしても、この繋がりに縋ることしかできなかったんだ、というまさにそのままです。「愛」を彼女に求めてしまったんですね。主人公は「愛」がどれほど重い物かを知らないので、気まぐれで彼女助けたという、ただそれだけで、ひょっとしたら彼女から「愛」をもらえるのかもと思ったのでしょう。また、「ですから。」というのは主人公の投げやりな気持ちを表します。「愛」を知らないんだから、「愛」を知りたくなってしまうのは当たり前だろ? といった感じですね。

 「堕ちた世界の中心で」。再び堕ちた世界ですね。中心というのはよくわからないですが、要するに自分がいる底辺の世界で、自分だけがそこそこ仲良く彼女とやれていて(恐らく彼女は表面的には友好的に接していたでしょう)「愛」のようなものを手にすることができた主人公は、彼からしてみれば勝ち組なわけですから、恐らく「俺が世界の頂点、中心だ!」みたいな意味ではないでしょうか。
 「絶え間ない夢掴む」というのはまさしく、今の夢のような生活を絶え間なく送ることができているよ、という意味でしょう。
 「ふと底を見下ろす 幾千の四肢が縋っていた」。底を見下ろす、というのは少し底辺から精神的に上に離れることができた主人公の視線ですね。幾戦の四肢が縋っていた、ですが、これはただ単に彼女との繋がりを持つ人間たちが(彼女との関係に縋る、ということですね)たくさんいた、ということですね。さて、彼女の同胞の生き残りたちが主人公たちの一団を襲ってきますよ。戦の始まりです。

 「どれだけ伝って来たのか? どれだけ足掻いて来たのか?」。どれだけ伝って来たのか? というのはそのまま、彼女との関係を糸に例えているので、どれだけ近づけたのか、ということです。どれだけ足掻いて来たのか? 何となく、主人公は心のどこかで彼女との距離は絶対に埋まらないと分かっていたんでしょうね。でも、足掻いて足掻いて彼女から「愛」を得ようとした。
 「咽び泣くは血の池の様 蠢き喚くは罪人模様」はただの戦闘描写です。

 「手を差し伸べた訳じゃ亡いのだろう 貴方は僕が足掻く様を見て 嘲笑っておられたのだろう? かつて僕が"そうした"様に」は、まさしくそのままです。手を差し伸べたなんてことは何一つない。彼女が主人公に手を差し伸べる(「愛」を与える)なんてことはなかった。必死に「愛」をもとめて主人公が足掻くさまを見て、「たかが悪人に、私のとの距離を縮めるなんてことができるわけがないでしょう」と嘲笑った。そう、かつて僕が貴方に出会ったときに"そうした"様に。

 「…其れでも愛していたんだ。 蜘蛛を掴む様なモノガタリ」。主人公は彼女と過ごした日々の中で何かを感じ取って、いつの間にか愛し始めてしまっていた。で、蜘蛛を掴むようだ、と。これは解釈終了時に、これでもかという極めつけの欝解釈を提示するのでそれまで保留。

 「貴方が神様なんだとしても "救い"と云う釈迦だったとしても」。そのままです。主人公から見た彼女です。
 「千断れそうな愛の様な"賽"に しがみついたんだ」。彼女の「愛」にも見えなくもない気まぐれ(一緒に仲良くしてあげる)にしがみついたわけですね。上の救いとか、神様というのはそういう「愛」を与えてくれる、という観点からですね。

 「其の糸が地獄に照り返る "赤色"なんだと気付いて居ても」。上でしたのと同じです。
 「―僕は其れに縋る事しか 出来無かった訳なんだ」。上とやはり同じですが、最後の「なんだ」は投げやりな態度が消えて、本当に「愛」(それは偽りの愛ですが)というものを知ってしまって、もう離れることができないんだ、という意味合いです。

 「貴方が何様なんだとしても 救いの亡い莫迦だったとしても」。さて、救いの亡い莫迦、本領発揮です。亡くなる、というのは人が死ぬ、などのまさしく存在がなくなる、ということを示します。つまり、「救いの亡い」とは、「救いようのない」ではなく「救いのない」つまり、「救ってくれる気がない」ということですね。釈迦が救ってくれる存在だとしたら、それと対比させて救ってくれない貴方は莫迦である、ということです。
 「千断れそうな賽の様な“愛”を 求めてしまったんだ」。主人公は彼女に千切れそうな、気まぐれのような愛を求めてしまったんですね。で、実際その愛は上述したように単なる気まぐれだったわけです。

 「『この糸は己の意図だ!』と」。欝展開きますよ~。『この糸は己の意図だ!』とは、彼女を殺そうか悩んで出した主人公の結論。つまり、お前との繋がり(を持ち続けること=彼女を生かす)は俺の意図だ! と言ったのです。つまり、一緒に生きていきたい! と愛を叫んだわけです。序盤では揺れる感情という描写もありましたが、それは恐らく発言した後でしょうね。こいつに殺される可能性もあるかもしれないから、やはりそんなことを言ってよかったのだろうかと、またフラフラと意識が彷徨っている最中なんでしょう。愛と恐怖は感情としてのベクトルが違うので、共存しうるのでしょうね。ほら、北斗さんの夫の人とかこんな感情抱いていたのでしょう。まぁ、そして結局主人公は彼女に刺されたわけですが。
 「叫んで断れた雲の異図、ああ」。彼女はそれを綺麗に拒否しました。「私の雲みたいな気まぐれに本気になって、馬鹿みたい」と彼女と主人公との決定的な意志の食い違い、異図が現れて、蜘蛛の糸(二人の繋がり)はあっけなく断ち切られたわけですね。
 「―僕は其れに縋る事さえ 出来無かった訳ですから。」。ここでいう出来なかった、は自分の能力不足でできない、ということではありません。外部要因で何かができなくなることありますよね? 雨で体育ができない、とか。そっちの意味です。彼女の意志により、自分には彼女との関係に縋ることは許されなかった訳ですから、ということです。まぁ、上述のような「やはりそんなことを言ってよかったのだろうか」という心の迷い、つまり彼女の「愛」を信じて縋ることができなかった訳ですから、という意味もあるのかもわかりませんが。

 最後の血だまりの中から赤い糸が浮かび上がってくるシーンがありますが、あれは上述したように彼の鮮血で糸の片側が赤く染まっただけです。赤い糸なんて甘い物じゃありません。

 さて、以上で曲の解釈は終わりです。
 最後に「蜘蛛を掴む様なモノガタリ」ですが、これは曲の紹介文でも出てきます。つまり、sasakure.UKさんの言葉でもあるわけです。
 主人公は物語中で蜘蛛(=彼女)を必死で掴もうとしています。しかし、冷静に考えてみてください。目の前に蜘蛛がいてそいつを人間が必死になって掴んだ場合、その蜘蛛はどうなりますか? 潰れますね? 蜘蛛を殺すのが目的なら別にそれでいいんですよ。でも、主人公は蜘蛛から「愛」をもらおうとしているわけで、蜘蛛を殺してしまっては意味ない訳です。つまりこれは、「お前は最初から彼女から愛を注いでもらうことなんてできなかったんだよ(笑)」という酷く無情なsasakure.UKさんの思いをのせているんですね~。曲中のも、要するに不可能っていう意味合いですよ。
 しかも、最終的にはまさかの蜘蛛に殺されてしまう始末。
 自業自得ですが、欝ですね。
 以上、解釈にお付き合いいただきありがとうございました。
 ふぅ、何とか一曲の中で解釈を完結させることができてよかったです。ですが自分の中では、どことはいいませんが、何だこの解釈キモイなという部分もあったりするので、皆さんも自分流の解釈があればどんどん感想とかメッセージで書いて送ってくださいっ! 何なら新しく小説として自論を投稿して、感想欄に「(題名)にて待つ」とかいう果たし状形式でケンカ売りに来てもらっても構いませんよ(`・ω・´)
 PVはところどころ参考にしていません、あしからず。
 『蜘蛛の糸』と同じようなストーリーになっているわけでもありません、あしからず。

 さて、一応sasakure.UKさんの曲をちょっとだけ聴いて回ってみました。いやー、sasakure.UKさんの曲では『to Asteroid B-612』がはっきり言って超お勧めですよっ! 数字を見ただけでわかったとかいう人もいましたが、『星の王子様』をモチーフにした曲です。MV、メロディ、歌詞、示唆どれをとっても天下一品ですよっ! まぁ、示唆は『星の王子様』に基づいているわけなんですが。しかも、歌ってるのも人間っ! ボカロ嫌いでも聴けますね! いや、本当にいい声の人でめちゃくちゃうまくてヤバイですよ? sasakure.UKさんの曲のセンスを味わうにはちょうどいいでしょう。そこからボカロも好きになれるかもしれないし。オススメです。でもまぁ、サビのMVが見れないとこの作品は見たことにならない、というぐらいサビのMVはいいのでぜひ見てくださいな! あまり画像は変化しません。でも、すごく魅力的に感じるのがすごいんですよ~。
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